高校生が地元食材でつくった地域食の中身

校内製造ジャムなど活用、地産地消に期待

(左から)奥越明成高校、福井商業高校、福井農林高校の各生徒が考案したプリン(写真:福井新聞)

福井県内3高校の生徒が考案した地元食材を使ったプリン3種が、食品卸売業「カナカン」(本社石川県金沢市)によって商品化され、11月20日に発売される。カラメルなどの材料として、福井商業は福井市の伝統野菜「木田ちそ」、福井農林は校内で製造したりんごジャム、奥越明成は勝山市特産の若猪野メロンを使用。生徒たちは自らのアイデアによる地産地消の広がりに期待している。

高校生ならではの発想で地域の食を発信

高校生ならではの発想で地域の食を発信しようと、同社が2012年から北陸3県で取り組む連携プロジェクトの一環。本年度は、オリジナルプリンを考案する企画に福井県内の3校が参加した。生徒計約40人が今春から授業で練ってきたアイデアに沿って、同社と鯖江市の菓子店が商品に仕上げた。

福井商業の「ごちそうぷりん」は、木田ちそをペースト状にしてゼラチンで固めた酸味を帯びたカラメルが特徴。パンナコッタの甘みと混ざり合い、独特の味わいが楽しめる。

福井農林は、校内で育てたリンゴを加工したジャムをカスタードプリンにのせた。奥越明成は、若猪野メロンをジュレにしてカラメルに使い、カスタードプリンも果汁で香り付けした。

福井商業流通経済科3年の女子生徒は「商品開発の授業の中で、地元の食材を商品に入れたいという思いで考えた。木田ちそのおいしさが加わったプリンを、ぜひたくさんの人に食べてもらいたい」と発売を楽しみにしていた。

3種とも95ミリリットル入りで定価450円(税抜き)。各種800個を製造し、県内のスーパーなどで順次販売する。3校の生徒は、イラストや写真入りの販促広告物もそれぞれ製作しており、各店にデータを送って売り場で使ってもらう。

同社の安田宗一郎日配商品福井営業所長は「小売店からも味が評価された。思いの詰まった商品ができた」と出来栄えに太鼓判を押していた。問い合わせは同営業所=電話0776(53)4400。

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