レポートがヘタな人と上手い人の決定的な差

方針が緩いとありきたり、自己満足で終わる

一段上のレポートを目指しましょう(写真:narith_2527/iStock)

「やりたくないな~」と思う仕事を任されることは、誰でもあるものです。

「面倒くさい」以外の何物でもない業務がまわってきた

私の場合は、会社から「コンプライアンス委員会」の立ち上げを任されたときでした。忙しいなか、本来の業務時間を削ってやるわけです。各部署から集められたメンバーにとっても、「面倒くさい」以外の何物でもありません。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

とはいえ、任された以上は、しっかりしたアウトプットを出さなければなりません。「どうせやるなら、モチベーションが上がる方法を考えよう」と、プロジェクト課題として捉えることにしました。

まず、業務の意義から動機づけが図れないか考えました。しかし、あっけなく挫折します。どうやっても、「素晴らしい意義ある業務だ! やってやろう!」とはならないのです。考えてみれば当たり前で、みんな意義はわかった上でやりたくないのです。

次に、会議自体を楽しいものにしたらどうかと、プロセスに活路を求めました。

が、やっぱりダメでした。それでうまくいくなら、どんな業務も楽しくなるはずだし、そもそも、「楽しい会議」自体、コンプライアンスよりはるかに難しいテーマです。

たどり着いたのが、「アウトプットに集中するしかない」ということでした。本来的な業務の意義、プロセスでの解決をあきらめてしまっているので、いささか情けない話です。しかし、「限られた時間のなかで最適解を見つけて全力で取り組む」というプロジェクトマネージャーの本分を忘れてはいけません。選んだ解決策に全力投球するのみです。

野心的な3つの方針を立てました。

1. 最高水準のレポートを短期間でつくる
2. テーマから予想される堅苦しさをなくす
3. 経営トップに向けて報告会を開く
次ページひとつ上のクラスのレポートを目指して
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