真夏は40℃超え…愛知・某工場の空調事情

記録的猛暑を乗り切った立役者とは?

また製品検査を担当する女性従業員は、マルチキューブの導入で「仕事のモチベーションが上がった」と話してくれた。

労働環境の改善は、従業員のモチベーションアップにも直結する

「2〜3人に1台で風を送るエアコンでは、吹き出し口から遠い人には風が届かないこともありました。また担当する作業内容などによって体感温度が大きく異なるため、自分は寒くても隣の人は暑がっているというような場面も多々あり不便でした。マルチキューブなら涼しさをしっかり感じられますし、自分の体感に合わせて調節できるので、本当に助かります。労働環境が整って、とても働きやすくなりました」

製造業大国ニッポン。多種多様な工場現場で、夏場の熱中症対策が課題とされる。しかしこの工場では、今年の猛暑の中でも働きやすい環境を維持し、熱中症を防ぐことができたという。

快適な労働環境は、人材確保にも有効だ

同部 第2工場・第4工場 次長の木村明人氏は、「工場では何よりも安全が第一」と述べ、環境整備の重要性を強調する。

同部 第2工場・第4工場 次長
木村明人

「当社では、作業環境の整備も安全対策の一つととらえています。『従業員は家族のような存在。皆の負担を減らしたい』というのが社長の強い思い。『工場の室温30℃』を目指し、マルチキューブに代表されるような各種対策を行ってきました。私も現場を牽引する立場として、できるだけ働きやすい環境を作っていきたいですね」(木村氏)

今、あらゆる業種で若い世代の人材確保が課題となっているが、製造業でもその傾向は強い。中でもメーカーの工場がひしめく愛知県では、人材確保が大きな課題だという。そんな中で、同社の「安全で働きやすい環境を」という思いは、従業員にも届いている。

「当社は正社員の定着率が高いのですが、最近では期間従業員のリピート(期間終了後に再度従業すること)率も高くなっています。働きやすさを実感してもらっている証しで、とてもうれしいですね」(木村氏)。地元の高校生インターンシップも、今年は1校から2校に増加。若い世代も快適さを実感しているようだ。

マルチキューブ本体は、1辺約50㎝の小型形状。ここから涼しい風を白いホース状の管(ダクト)で、従業員一人ひとりに供給している

こうして中庸スプリングの労働環境を支える「マルチキューブ」は、空調専業メーカー・ダイキンが、労働環境向上をバックアップしようと開発した最新の高機能エアコン。同社が長い歴史の中で培ってきたノウハウと技術力を結集して実現したものだ。

2018年1月の発売開始以来、販売台数は早くも2,000台を突破。物流倉庫やショッピングセンター、室温が上がりやすい飲食店の厨房、駅など、空調管理が難しいとされる場所で活用され始めている。

従業員の安全を守りながらモチベーションアップと生産性向上を狙うには、「働きやすい環境づくり」が必須だ。一方、工場にまで高機能エアコンを導入している企業はまだ少ない。夏の暑さが年々激しさを増す中、企業が競争に勝ち生き残る鍵は、ここに隠されているのかもしれない。

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