蚊が「害虫だから強い」のではない意外な事実

吸血するのは交尾を終えたメスだけ

蚊は自然界では花の蜜などを吸っています(写真:アクセル/PIXTA)
ゴキブリ100万匹、蚊とハエで10万匹、ダニ1億匹などなど……! 約100種類の害虫の“飼育員”による、害虫たちのことがよくわかって、好きになる!? この夏必読の『きらいになれない害虫図鑑』から、いくつかの害虫をピックアップしてご紹介します。

花の蜜を吸って生きています

日本で人を刺す蚊としてポピュラーなのが、アカイエカとヒトスジシマカ。

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

ということで、弊社で試験の主流として使っているのがこの2種です。どこにでもいる蚊ですが、どちらも素性のしっかりした、由緒正しい系統の蚊を飼っています。

というのも〝野良〟の蚊は、何か病原体を持っているかもしれないから。

アカイエカは寄生虫のフィラリアを持っている可能性があります。イヌの病気のように思われていますが、西郷隆盛がかかっていた象皮病もフィラリアが原因ですから甘く見てはいけません。

またヒトスジシマカは、デング熱の原因になるウイルスを媒介します。研究所の裏あたりで採ってきた蚊だって、そんなウイルスを絶対に持っていないとも言い切れません。

だから蚊の場合、「採集して飼育」はしないで大学や研究所から入手しています。

次ページアカイエカの入手経路
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • コロナショックの大波紋
  • 非学歴エリートの熱血キャリア相談
  • 賃金・生涯給料ランキング
  • コロナショック、企業の針路
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大学 シン・序列<br>コロナ後に変わる名門校の条件

コロナショックを受けて、大学をめぐる環境は急変。授業のオンライン化、学生の経済的困窮など、解決するべき課題は山積しています。大学はどのように変わるのか。50ページにわたる特集で最高学府の近未来を探りました。