「MacBook Pro」が埋め込んだ"独自色"の中身

プロセッサが高速化しただけではない

新「Touch Bar付きMacBook Pro」における最も大きなトピックは、インテル製プロセッサの処理能力向上。しかし、そこには「独自進化」も込められている(写真:アップルの公式サイトより)

アップルは米国時間7月12日早朝に、主力ノート型コンピュータ製品「MacBook Pro」のTouch Bar付き13インチ・15インチ両モデルを刷新した。

Touch BarなしのMacBook Pro 13インチと、MacBook Air 13インチモデルは、2017年6月のアップデートから変更なく、そのまま併売される。一方で、これまで併売されてきた2015年モデルのMacBook Pro 15インチモデルの販売が終了している。

米国ではマイクロソフトの399ドルのSurface Goが発表され、その直後にアップルのMacBook Proの刷新が行われた。米国の秋の新学期に向けた「Back to School」商戦向けの新製品だ。米国のApple Storeでは、最大200ドルの割引とワイヤレスヘッドフォンBeats Solo3 Wirelessがプレゼントされる。

プロセッサがよりパワフルになった

刷新されたとはいえ、Touch Barモデルの外観上の変化はない。

13インチ・15インチのRetinaディスプレイはP3高色域をサポートする明るい表示を実現し、今回からは環境光によってディスプレイの色温度を自動的に調整するTrue Toneディスプレイに対応した。また音質にもこだわるスピーカーを搭載する薄型ボディは引き継がれている。

今回最も大きなトピックはインテル製プロセッサの向上だ。

これまで13インチモデルには2コアのCore i5、もしくはデュアルコアのCore i7しか選択できず、携行性と処理性能の両立を求める人にとって不満だった。今回の刷新で13インチモデルも4コアのCore i5、もしくはCore i7に切り替えられた。これにより、2倍の処理性能が期待できる。

さらに15インチモデルは標準で2.2GHz 6コアを誇るCore i7が設定され、オプションでは2.9GHz 6コアIntel Core i9にアップグレードできるようになり、70%の高速化が期待できる。また15インチのグラフィックスはRadeon Pro 555Xもしくは560Xにアップグレードされた。

次ページ刷新のタイミングが重要に
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