いいエアコンは「寝室でこそ使いたい」理由

ものすごい暑さでも、ぐっすり寝るには?

しかし一方で、「エアコンをかけて寝た次の日は、体がだるく感じ、体調が優れない」という声も耳にする。

画像を拡大
ダイキン工業「第23回現代人の空気感調査」より。(上図)「タイマー派(53.1%)」は、「一晩中つけっぱなし派(23.5%)」のほぼ2倍に達した
(下図)タイマー派も「暑くてなかなか寝つけない(65.9%)」と寝苦しさを経験している。タイマー使用は、必ずしも快眠に結びついていないようだ

体調管理や省エネのためにタイマー機能を使用する人も多いが、久保教授は「快眠のためにはタイマーを使うより、夜じゅうエアコンをつけておくことをお勧めします」と言う。

住宅やマンションでは、昼間に強い日差しを浴びて壁や床、天井が熱をため込んでいることが少なくないからだ。たとえエアコンの設定温度を25度にしていても、タイマーが切れて少し経てば、室温が30度近くにまで上がってしまう場合がある。

「エアコンによる体調不良の多くは、冷たい風が直接体に当たったり、温度調整のためにエアコンがオンオフを繰り返して、低い室温により体を冷やしてしまうため」だと久保教授は解説する。暑さと湿度による不快感と低温による体の冷え、その両方を防ぐために「温度だけでなく、湿度もコントロールする必要がある」というわけだ。

「室温が高くても、湿度の低いカラリとした気候ならあまり暑さを感じません。夏場の夜は、室温は26~28度、湿度は50%程度で快眠が得られます」(久保教授)

室温がやや高くても、湿度を低く保つことができれば、それほど不快に感じないはず。それでも寝苦しい場合は風向きを調節し、家族の中で暑がりの人に風が当たるようにするなど、温度と湿度、そして風をトータルにコントロールすることで、皆が快適に眠れる環境をつくれるはずだ。

後回しにされがちな寝室にこそ、高性能エアコンを

「リビングには高性能エアコンを導入していても、寝室は優先度が低いため、あまりこだわらない人が多い。しかし、本当は寝室にこそ、高性能なエアコンを選んでほしいのです」と力を込める久保教授。昼間なら自分の好みに合わせてエアコンの設定を変えたり、上着を脱ぎ着することで体感温度を調節できるが、寝ている間はそうはいかないからだ。

空調専門メーカー・ダイキン工業は、長年にわたって夏場の空気課題に取り組んできた。その代表例が「熱帯夜の快適な過ごし方」。性別や年齢、体感温度が人それぞれ異なる中で、皆が快適に過ごせる空間の実現に向けて挑戦を続けている。

ダイキンは、眠りの空間にふさわしい空気を創造する研究に取り組んでいる

たとえば、ユーザーの心拍をセンシングし、睡眠サイクルを把握するという技術がある。これは、体温が低下する入眠直後の3~4時間は寒く感じないように、体温が上昇する朝方には暑く感じないように、それぞれ部屋の温度を調節するというもの。さらに温度だけではなく、室内の光や音なども含めて総合的にコントロールする研究も進めている。

またダイキンの高性能エアコン「うるさら7」は、設定温度到達後も0.5度単位できめ細かく温度をコントロールするという優れもの。加えて、運転開始から短時間で快適な湿度に調整し、気流を制御して部屋全体を快適に保つ機能が強化されている。

酷暑が続く今年の夏。ぜひ高性能エアコンで寝室環境をコントロールし、快適な睡眠を手に入れよう。

夏の快適性は、エアコンの湿度コントロールが決め手

関連ページAD
お問い合わせ
ダイキン工業
連載ページはこちら