不妊に悩み、治療に挑んだ女性5人のリアル

仕事をしながら治療する大変さ

不妊治療の体験を話してもらいました(写真:PonyWang / iStock)
「長さも、出口があるかも分からないトンネルを歩いているような気持ちだった」「夫が楽天的で、私の後ろ向きなところをフォローしてくれてありがたかった」―。40歳前後で出産した女性らでつくる福井市のサークル「ふぉーまま倶楽部(くらぶ)」の5人に、不妊治療の体験を話してもらいました。さまざまなアドバイスも聞かれました。

 

A:42歳 子ども0歳 卵管造影の検査を受けた後、自然妊娠
B:49歳 子ども7歳 不育症の点滴治療など
C:44歳 子ども2歳 タイミング法~顕微授精
D:42歳 子ども4歳・1歳 1人目は人工授精、2人目は顕微授精
E:46歳 子ども4歳 体外受精

※最後はそれぞれの治療内容など

きっかけは…

A:39歳で結婚して、1年たっても妊娠しなかった。それで、子どもをほしがっていた夫から「病院に行こう」と言われて。

B:えー! 産科に行くのを嫌がる男の人が多いのに、旦那さんすごいね。私は流産を繰り返して、おなかの中で子どもが育たない「不育症」だと分かった。健康だし、普通に産めるものだと思っていたんだけど……。

E:私は34歳で結婚。高齢でも産んでいる人がいる、とすぐには子どもをつくらなかった。でも、30代後半になって気になりだして、40歳を過ぎてもできなかったので治療することにした。

C:治療費は補助があるとはいえ、本当に高額だった。毎月大きなお金をかけて受験しているようなプレッシャーがあったな。

D:薬代も実費だし……。2人目が欲しくて治療していた時は、1人目を病院に連れて行く訳にいかず、実家に預けていた。頼れる先がない人は困るよね。

E:福井は子育て環境がいいというけど、祖父母頼みの部分が大きい。「そこまでして子どもが欲しいのか」と言われそうで、親にも治療していることを言えなかった。

C:友達は既に子どもがいて、相談できる先もなかなかなかったな。

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