「自分が死ねないので、むかついて刺した」

頭や胸などをナイフでめった刺しに

事件があったビルを調べる捜査員ら(17日午後9時55分、名古屋市中区錦で)=原田拓未撮影

17日午後8時25分頃、名古屋市中区錦のネットカフェなどが入るビルにいた人から「刃物を持って、もみあっている人がいる」と110番があった。

愛知県警中署によると、20~30歳代の男性が、ビル内の9階のネットカフェの通路で男に頭や胸などをナイフでめった刺しにされており、病院に搬送されたが、まもなく死亡した。死因は失血死だった。

中署は、男性の近くで果物ナイフ(刃渡り約15センチ)を持っていた住所・職業不詳、稲田府見洋(ふみひろ)容疑者(22)を殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、容疑を殺人に切り替えて調べている。男性は稲田容疑者に突然、刺されたという。稲田容疑者は「自分が死ねないので、むかついて刺した」などと供述し、男性と面識はなかったという。

現場は「錦三(きんさん)」と呼ばれる繁華街の一角で、周辺の飲食店の客らが集まって一時、騒然となった。近くですし店を営む男性(48)は「『ワーッ』という叫び声が聞こえて外に出ると、パトカーが7、8台来ていた」と話し、通りかかった男子大学生(19)は「奇声が聞こえた後、男が連行されていった」と驚いていた。

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