「不登校の理由は何?」後悔した息子への一言

泡を吹き、強いけいれんを起こす事態に

不登校になったわが子に、親はどう接すればいいのでしょうか(写真:不登校新聞)
インタビュー企画「親と子が語る不登校」を掲載する。親子である倉原香苗さんと鈴木玖邑さんにお話をうかがった。倉原さんが不登校したのは、38年前のちょうどいまごろだ。その後、倉原さんの次男である玖邑さんも不登校を経験する。偶然にも、親子ともに、小学2年生で学校に行かなくなった。母と息子それぞれに、不登校に対する思いをうかがった。

 

――倉原さんが不登校したのはいつですか?

当記事は不登校新聞の提供記事です

小学2年生のゴールデンウィーク明けですから、1980年ですね。当時は「登校拒否」なんて言葉も知られてなくて、「学校に行かないと、社会に出られないし、結婚もできないし、生きていられない」という扱いを受けるような時代でした。

それでも中学は3日で行けなくなり、定時制高校は入学式に出ただけで退学しました。学校というものに本当に合わなかったんだなって思います。その後は現在に至るまで、フリースクール「東京シューレ」のスタッフを20年以上続けてきました。

――『不登校新聞』6号(1998年7月15日号)では、息子さんと登場していただきました。

7カ月だった次男の玖邑を抱っこしながら座談会に参加しました。

「不登校だった私が母親になって」という企画でしたが、たんに「不登校でも結婚できる」ということだけを言いたかったわけじゃないんです。「学校に行かなかったけれど、私は今も生きているぞ」というメッセージをとにかく発信したかったんですね。「学校に行かないなんて人間じゃない」と言われたことも1度や2度じゃありませんでしたから。

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非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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