初の無断欠勤、翌日「具合が悪い」…女児殺害

真面目な勤務態度だった

新潟市立小針小2年の大桃珠生(たまき)さん(7)が7日に殺害され、自宅近くのJRの線路に遺棄された事件で、死体遺棄容疑などで逮捕された会社員小林遼(はるか)容疑者(23)が、事件当日、入社後初めて無断欠勤していたことが分かった。

当日は連絡が取れず、翌日になって小林容疑者は「具合が悪い」などと説明し、逮捕されるまで欠勤を続けていた。

県警などによると、小林容疑者は県立の工業高校を卒業後、同市内の電気工事会社に入社。電気工事士としてビルや工場に電気機器を取り付ける業務を担当していた。

同社によると、小林容疑者は7日朝、出勤時間を過ぎても会社に姿を見せなかった。会社側から朝と昼に電話をしてもつながらなかったという。午後6時頃、母親の携帯にかけたところ、「会社に行っているはずです。連絡させます」と伝えられたが、本人から電話はなかった。

小林容疑者は過去に無断欠勤はなく、翌8日も出勤しなかったため、上司がメールを送ると「会社に向かっているが、具合が悪くなり、会社にたどり着けなかった」という趣旨の返信があった。11日に同社の男性社長が直接電話したところ、「迷惑をかけて申し訳ないです。来週になったら行けると思います」と話したという。

一方、同社には事件発生翌日の8日午前、「小林遼さんは、そちらの社員ですか」と県警から問い合わせがあり、翌日から毎日、出勤状況の照会があるなど、発生直後から捜査の目が向けられていた。

小林容疑者は、真面目な勤務態度であいさつもきちんとし、周りとのコミュニケーションも問題なかったという。社長は「素直な子で、(逮捕を)まだ本当に信じられない」と繰り返した。

珠生さんは7日午後3時過ぎに学校を出て、3時15分頃に友達と別れ、越後線の踏切付近に1人でいる姿が目撃されたのを最後に行方がわからなくなった。

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