「まさか、こんな近くで」…新潟女児殺害事件

容疑者は遺棄現場70m・女児宅110mに居住

小林容疑者宅から70メートルほどの遺棄現場(14日午後、読売ヘリから)=川崎公太撮影

新潟市立小針小2年大桃珠生(たまき)さん(7)が殺害され、自宅近くの線路内に遺体が遺棄された事件は、発生から1週間たった14日、大きく動いた。

新潟県警が死体遺棄・損壊容疑で逮捕した小林遼(はるか)容疑者(23)は、遺棄現場から約70メートル、珠生さんの自宅からは約110メートルの近くに住んでいた。近隣住民の間には「まさか、こんな近くで」などと衝撃が広がった。

小針小の通学路で見守り活動をしている男性(53)は「近くに住む者が、見守りの隙を突いて事件を起こしていたのだとしたら……」と驚きを隠せなかった。珠生さんの自宅近くに住む70歳代の女性は「このようなむごい事件で逮捕される人が近くにいるなんて信じられない」と語った。

一方で、容疑者の逮捕に安堵(あんど)の表情を見せる保護者もいた。

同小では事件後、保護者が児童に付き添って登校するケースが増えた。珠生さんと同じ小学2年の娘と現場近くの献花台を訪れた新潟市内の40歳代の母親は、「子どもも怖がっていたので、安心した」とほっとした様子で語った。同小の通学路内で自営業を営む男性(74)は「容疑者が逮捕されるならば、この辺りの子どもたちや親も一安心だろう」と胸をなで下ろした。

同小の近くに住む60歳代の女性は「大人たちがもっと通学路に立っていれば、事件は防げたかもしれない。事件が解決したとしても、これからは通学時間には家の外に出て子どもたちを見守りたい」と話した。見守り活動をしている男性も「これから一層、見守り隊を強化して地域で守っていくということを自覚しなければいけない」と厳しい表情で話した。

遺体が見つかった現場付近に手向けられた花束(14日夜)
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