「子ども4人が不登校」になった父が語ること

「不登校という選択」をした家族の日常

不登校の子4人と向き合う父親が日常をつづっているブログ画面(写真:福井新聞)

長男が小5で、次男が小1で同時に不登校になった。その後に小学校に入学した長女と次女も、相次いで不登校に。父として福井県福井市の男性(42)が悩んだ末、出した答えは「学校に行けないなら、学校に行かなくても幸せになれる道を模索しよう」。子ども5人のうち不登校になった4人と向き合いながら明るく過ごす日常を、ブログで発信し続けている。どこかで同じように不登校に悩む人の心が、少しでも軽くなるようにとの願いを込めて。

長男(19)と次男(15)が不登校になったのは9年前。翌年に小学校に入学した長女(14)も、夏休み前から学校に行けなくなった。手を引っ張って無理やりにでも学校に連れて行こうとすると、長女は玄関先で「行きたくない」と泣きじゃくった。体をこわばらせて必死に抵抗する姿を見て、男性は「この接し方じゃ駄目だ」と思い至った。

親としてわが子に望むこと

不登校を解消しようと焦るのをやめ、それからは「子どもたちの今の笑顔を大切にする」と心に決めた。ブログを開設したのは2015年5月。次女(9)も小1で不登校になったころだった。初回の投稿にはこう記した。「親としてわが子に望むのは、学校に行かせることではなく、その子たちが幸せになること」

ブログのタイトルは「我が家の不登校児たちの日常」。週に平均2、3回更新する。学校祭の準備に合わせて放課後に登校を試みたこと、家庭訪問に来た担任教諭と顔を合わすことができたこと。子どもの変化にまなざしを向けながら、買い物やウオーキングを一緒に楽しむ日常の一コマを書き留めている。

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