首根っこを掴み…「子犬工場」の乱暴な給餌

動画で明らかになる壮絶な実態

日本動物福祉協会が新たに公開した動画の一場面。犬の首根っこをつかんでいる(同協会提供)

飼育環境、給仕方法は適切とは言いがたい

福井県坂井市の動物飼育施設で一時約400匹の犬や猫が過密状態で飼育、繁殖されていた問題で公益社団法人日本動物福祉協会(JAWS、本部東京都)は7日、施設内を撮影した新たな動画を同協会ホームページ(HP)で公開した。餌を与えている様子が収められており「従業員の犬の扱い方は明らかな苦痛を伴うもの」と指摘。福井県などに対して「虐待などの問題を把握した上で改善指導してほしい」としている。

「給餌方法」を撮影した動画について「首根っこをつかみ、乱暴にワイヤケージに投げ込み、餌を与え、食べ終わったら、また首根っこをつかんでケージから引きずり出してマスに乱暴に戻しているのが分かる」と説明。ケージは金属製とみられる網目状で「乱暴に引きずり出した際、爪や肉球をけがするリスクがある」としている。撮影は2017年12月。

新しい動画について、日本獣医生命科学大の田中亜紀獣医師は「飼育環境、給餌方法は適切とは言い難い。爪が極めて長い個体が多く、必要な運動、管理ができていない」などと指摘している。

すし詰め子犬工場、給餌の様子

 

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