斬新!思わず驚くユニーク不動産物件5選

「物件ファン」中の人が選ぶ

「個性的ではあるけど、『いったい誰が住むの!?』というほどの奇抜な物件ではない。最近は、そういった物件を取り上げることも増えています。実際に『物件ファンで一目ぼれして、その物件がある街に引越した』という声を聞くことも多くなりました」

もっと広い視点で不動産を楽しんでほしい

多くのユニークな物件を取り上げている「物件ファン」。今後はどのような物件が増えてくると考えているのでしょうか。

「これからの時代は、空き家問題などにも象徴されるように、部屋が余る時代がくると予想されます。だから、住む人がより楽しく物件を選べるような、立地や広さといった要素からより自由になった物件や間取りが増えたら楽しいですね。

それから、いわゆるLDKにとらわれない物件も増えるのではないでしょうか。店舗だったところや倉庫、公民館など、もともと住宅として使われていなかったものが住宅として貸し出されたりもしています。そういった意味でも、これからも面白い物件は増えていくと思いますよ」

ライフスタイルが多様化していることから、住み方もより自由に、多様化していく……。さまざまな物件を通じて、そんな時代の流れも見えてきますね。

「物件ファンでは、立地・築年数・駅徒歩何分というカテゴリー分けをしていません。それは、物件を柔軟な目で見てほしいから。新宿エリアの物件を探している人が、たまたま福岡県の物件を見る。そんな出会いがあってもいいなと思っています。もちろん、求めている情報ではないかもしれませんが、『福岡県なら同じ予算でもっと広い家に住めるのか』『2DKを探しているけどロフト付きの1DKもいいかも』というふうに、住宅探しに新しい視点をもってもらえたら、と思っています」

「物件ファン」の中の人が物件を紹介するときに心がけているのは、物件への愛をつづること、そして、ストーリーを感じさせることだといいます。「自分ならこう住みたい」「こんな人が住んでいそう!」と妄想をかき立てるようなストーリーを考えると、読者の方も一緒になって想像してくれるのだとか。

それは、物件ファンが住宅情報サイトとしてだけでなく、物件を通じて大家さん、不動産業者、そして読者がコミュニケーションをとることができるメディアだからかもしれません。物件ファンさんのお話からは、引越しの検討時しか利用されず、情報に埋もれてしまうことも多い「物件」への愛を感じることができました。

(文:藤堂真衣)

●取材協力
・物件ファン
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