ダサくない!「こたつ」はここまで進化した

脚の高さを変えられるなど、機能面も変化

近年山善が力を入れているのは脚の高さを変えられる製品です。長方形のテーブルのようで、ソファに座っていても足をこたつに入れることができます。

「職業柄、一人暮らしをはじめてすぐに買ったものがこたつです。結婚してからはソファに合うものを選びました。ソファでも使えるのは便利。部屋の雰囲気を変えたいなら、こたつカバー選びが重要になると思います」(尾藤さん)

【画像2】ピタ高こたつ。継脚で4段階に高さを調節できるので、床座にも座椅子にも高めの座椅子にも合います(画像提供:株式会社山善)

「大手家電メーカーさんが製造をやめてしまったいま、こたつをつくり続けるのは使命だと感じています。量販店に陳列してもらえることは減りましたが、今後も時代に合ったこたつをつくり続けていきたいですね」(同)

一大産地のメーカーがめざすのは「インテリア」

「うどん県」として有名な香川県が、実は「こたつ県」でもあることをご存じでしたか? 香川県では実はこたつづくりが盛んです。そんな香川県で、職人の手仕事のよさを生かしながら、インテリアにこだわりを持つ人にも受けるスタイリッシュなこたつを発表しているユニークなメーカーが「日美株式会社」です。企画やデザインを担当している岩切明日香さんにお話しを伺いました。

「弊社ではこたつを『インテリア』として考えています。こたつは家具でもあるのに、なぜかインテリアショップにはありません。インテリアショップの店員さんはお客さんから『こたつは扱っていないの?』と聞かれることも多いそうです。こたつには『ダサイ』というイメージがついてしまっていますが、こたつを嫌いな人はいないのでは? ニーズを把握して、お客様が欲しいと思えるようなこたつを提供していきたいですね」(岩切さん)

【画像3】「Mojo Delta MosaicII」と名付けられたこたつ。「Delta」という名のとおり、三角形になった脚が印象的(画像提供:日美株式会社)

岩切さんが「インテリア」だという製品は、ローテーブルとして活用することを念頭においてつくっているそう。ヒーター部分が極力薄くされており、一見こたつには見えません。寄木のような柄の天板や脚のデザイン性など、とても独自性に富んだラインナップです。

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