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それが最善の道なのだから。

ケニアで防災の啓発をし2年目には火災発生が0に

湊 佑介さん
2006年 産業社会学部卒業
国際協力機構
国際緊急援助隊事務局
緊急援助第2課兼第1課専門嘱託

原点は、中学生のときだった。

「ラオスで稲作指導をしている青年海外協力隊のことを英語の教科書で知り、自分も国際的な舞台で人を助けられる人間になろうと思ったのです」

その思いを持ち続けて、国際福祉を学ぶために入った立命館大学では年2回、青年海外協力隊の募集説明会が行われており、湊さんも参加した。

「しかし僕には海外で人に教えられるようなものがありませんでした。そんなとき、友人の父親が阪神淡路大震災で消防隊員として活動していた話を聞き、そういう人助けの道もあるなと思い、長野市の消防局に就職しました」

消防隊員として丸5年勤務し、2011年には青年海外協力隊に応募して2年間、ケニアで消火技術や防災体制づくり、火災予防などについて現地で指導できる人材を育てる活動に取り組んだ。

「ケニアに行った年、山火事があったので現場に行くと、住民が雨で火事を消そうと雨ごいをしていました。でも啓発活動などに取り組んだ結果、1年目に7件あった火災が翌年には0になり、雨ごいする姿も見られなくなりました」

帰国し、長野市消防局に復職したが、国際的な舞台で人助けをという思いは募るばかり。ついに15年2月、退職すると英国のコベントリー大学の大学院に留学し、災害管理学について学んだ。そして卒業のころ、国際緊急援助隊が人材募集をしていることを知って応募。採用が決まると帰国し、働きながら修士論文を書き終えてマスターを取得した。

「そのときは国連の国際会議の主催を任され、仕事は毎晩11時頃まで。3〜4時間寝て出勤前に論文執筆という毎日で、5〜6キロ痩せました」

現場を知り、修士号を持ち、英語のできるエキスパート

国際緊急援助隊は国際協力機構(JICA)に事務局を置き、海外で災害があり、現地政府から要請があって日本の外務大臣が命令したときレスキュー隊や医療チームなどを派遣するのが役割。被災国政府との調整や資機材の輸送・管理など、実際に現地でもレスキュー活動を支える。

「今回のメキシコ地震で初めて実際の派遣を担当し、救助チームの一員としてメキシコに来ました。発災後26時間後には現地入りし、日頃の準備を生かしながらさまざまな調整をしました。こうした実派遣のために平時でも情報収集や緊急援助の基準づくりの国際会議出席などで、忙しい日々です。消防や救急の現場体験があり、災害管理の修士号を持ち、英語もできるのが私の強み。それを生かしてこの分野のエキスパートになれればいいなと思います」

緊急事態に対応するためのシステムの一つに国連災害評価調整チーム(UNDAC)がある。ここに登録している専門家は世界でも数百人、日本ではわずか4人。湊さんはその1人である。人を助けたいという熱い思いを持ち続けながら、湊さんはすでに十分この分野のエキスパートになっている。

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