「無印良品の小屋」がすごいことになっていた

8月から南房総で21棟販売、その意外な内容

【画像11】木の家具を配したナチュラルテイストなコワーキングスペース「AWASELVES」。これから書籍も充実させていく予定(撮影/末吉陽子)
【画像12】清潔感があるシャワーや洗面台の存在は嬉しい(撮影/末吉陽子)

日本古来のコミュニケーションをこの場所で

多田さんは現在、小屋の持ち主と地域との懸け橋になろうと、精力的に活動。最近ではワイン用のぶどうを栽培し、住民同士のコミュニケーションに活用できないかと考えているようです。

「白浜には、何もしない魅力もありますが、地域と何らかのかたちでつながることで、足を運ぶモチベーションも違ってくると思います。そのための仕掛けとして、イベントも考えていきたいです。野菜や収穫物を分け合うような日本古来のコミュニケーションをこの場所で実践できるような空気作りをしていきたいと考えています」(多田さん)

全21区画を先着順で販売中。ちなみに、現在までに7組が成約済み・予約中で、いずれも即決に近いかたちで申込したとか。モデルの小屋の見学者は20代から60代まで幅広く、都心に住む子育て世帯にはとくに好評だと言います。ちなみに、シラハマ校舎以外での設置を希望する人への販売については、2017年秋以降にリリース予定とのこと。

“小屋”というワードには、隠れ家のような秘密基地のような、日常と少し切り離された空間のニュアンスが込められているように感じられます。それゆえ大人になるにつれ、リアルからは遠いモノになってしまうのかもしれません。「無印良品の小屋」は、シラハマ校舎という小屋所有者のハブ、そして分譲というスタイルを取り入れたことで、一般生活者とは別次元の暮らしだった小屋のある生活を、現実的な選択肢として提示しています。また、「シラハマ校舎」をベースにどのようなコミュニティが生まれるのか、目が離せません。

●取材協力
・株式会社 良品計画
・合同会社WOULD
・シラハマ校舎

 

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