「幕末の開国」を面白く簡単に解説してみた

ペリーとハリス、2人のキーマンがいた

松陰:「あの小舟の身元を調べられたら、僕たちが渡米しようとしていたことがバレてしまう! 首を斬られてしまう! お願いだ! アメリカへ連れて行ってくれ!」

ペリー側の人:「……不憫ですが、ムリです」

松陰:「金子くーーーん!!」

金子くん:「はい!!」

陸に送り届けられた二人は、下田奉行所に、覚悟の上で自首したのでした。

しかし逆転ラッキー。松陰さんの言い分が聞き届けられ、幕府の中のエラい人が口を利いてくれたおかげで、なんと死刑は免れたのです(セーフ)。でも罪は罪ということで、長州へ帰され、牢獄へ入れられてしまったのでした。

幕末の先生の代名詞、松陰先生のなかなかロックなエピソードを2つ、アラカルトでお届けしました(ペリーさんたちは、松陰さんのその後を心配していたみたいです。それに、「日本の法律では、大罪かもしれないけど、自分たちから見れば、むちゃくちゃ褒めるべき好奇心の表れだ。知識欲や探究心を持っている日本という国の将来は、可能性を秘めていて、有望だ!」的なことも言ってます。ほめられたー)。

では、開国の方向に踏み出した、幕府のてんやわんやに戻ります。

いろんなルールをブッ壊して、幕府の権力弱体化のキッカケを作ってしまった、阿部正弘さん。黒船来航の前後で他にも改革をやってたんです。

怒濤の安政の改革

ルールの破壊王・マサヒロは止まりません。

今までは、藩が勝手に”おっきい船”を造ることは禁止していました。それを、

阿部さんの部下:「ちょっと阿部さん! 各藩に、船造っていいよって許可出したでしょ! デケー船造って幕府に歯向かってきたらどうするんすか?」

阿部:「いいんだよ。今はその危険性を考えるより、外国の脅威に備える方が先だ。備えあれば憂いなし。”船”だけにな」

阿部さんの部下:「いや、うまいこと………………何と何がかかってんだよ!」

船、造らせたり、品川に大砲を置くところを作ったりします(これ”台場”っていうんだけど、今の「お台場」は、このときの名前にちなんでます)。

他にも、

講武所(訓練するとこー)、

長崎海軍伝習所(海軍の学校ね。勝海舟さんここに勤めるよ)、

蕃書調所(海外の学問勉強できちゃう。東京大学の元になった一つだよ)

ってところを作り上げます。

次ページ結んだというか…?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 「若き老害」常見陽平が行く サラリーマン今さら解体新書
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
怒濤のM&Aで年商1兆円<br>ミネベアミツミの成長戦略

「中興の祖」髙橋高見氏の積極的な買収で大きく成長した旧ミネベア。娘婿の貝沼由久会長兼社長も同じく、M&Aによる事業拡大路線を歩む。現ミネベアミツミの成長の軌跡を振り返り、4月に買収したユーシンの再建に向けた課題を考察。

  • 新刊
  • ランキング