「幕末の開国」を面白く簡単に解説してみた

ペリーとハリス、2人のキーマンがいた

前菜がメインディッシュくらいの濃さになってしまいましたが、情熱をアクティブでくるんで脱藩のソースをかけたお味はいかがだったでしょうか。

それでは、本日のメインディッシュ、ポーハタン号と松陰でございます。

まず外国をこの目で見ないと…!

このころ松陰さんは、”ヨーロッパ知識ピカイチ先生・佐久間象山(さくましょうざん)”って人が開いている塾でお勉強していました(他に、勝海舟いたり、坂本龍馬いたり、幕末で活躍する人がいっぱいいた、スゲー塾です)。

佐久間象山:「これからは実際に外国へ行って、その知識を肌で感じないとね」

松陰:「はい!!」

的なやり取りがあったと思われ、アメリカの船が日本にくるたびにウズウズがとまらない松陰。

松陰:「日本が力をつけて攘夷をするためには、まず外国をこの目で見ないと……」

しかし、このときの法律は、日本人が勝手に海外へ行くと大いに死刑。

だから黒船に乗るなんて絶対ダメなんです……。

でも、松陰は神奈川で船に乗り込もうとチャレンジ。で、失敗。

だからダメなんですって! 失敗でよかった。

でも諦めず、なんと下田まで黒船追いかける。

ダメなんです。船乗って、海外行こうとしちゃ。ストレートな密航ですから。ダメなんです……絶対……。

松陰:「乗れたーー!!」

乗りました。

ペリー側の人:「……で、何しに来られたんですか?」

松陰:「僕と金子くん(金子重之輔。松陰さんの弟子)をアメリカに連れてってください! 世界を知りたいんです! なぁ金子くん!」

金子くん:「はい!」

ペリー側の人:「……連れて行ってあげたい気持ちはあるんですが、せっかく結べた条約がこじれる可能性あるんで、あなたたちを連れて行くことはできません」

松陰:「で、できない? な……そこをなんとか! なぁ金子くん!」

金子くん:「はい!」

ペリー側の人:「ごめんなさい。無理なんです」

松陰:「このままあの小舟に乗って、陸に帰ったら……ん?  小舟がない……乗って来た小舟がない!! 流されたのか金子くん!」

金子くん:「はい!」

松陰:「知っていたのか金子くん!」

金子くん:「はい!」

松陰:「金子く〜ん……」

金子くん:「は〜い……」

ペリー側の人:「…………」

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