「幕末の開国」を面白く簡単に解説してみた

ペリーとハリス、2人のキーマンがいた

他の国に先を越されてはまずい!

アメリカが日本を最初に開国させて、いろいろ有利に立ちたいのに!

まだ冬。ちょー寒い! でもガマン! 頑張って真冬の海を渡り、日本に来ちゃいます。

予告通り、船増やして、7隻(あとで追加されて9隻)での再登場。

しかも、今回は江戸湾(今の東京湾だよ)の中に船をストップさせます。

江戸に行くから!

日本側:「予定より早く……ないですか……?」

ペリー:「あ、全然全然! 大丈夫です、大丈夫です」

日本側:「いや、『予定より早いですね。お疲れになったでしょう?』みたいな感じで気を遣ったわけじゃなくて……」

ペリー:「あぁ……そうでしたか…………これはなんとも……」

日本側:「将軍様(12代家慶)が亡くなられて1年経ってなくて、バタバタしてるんで……ちょっと今来られても……」

ペリー:「なるほどー」

日本側:「それと、江戸湾は侵入しすぎじゃないかと……」

ペリー:「いえいえ! それはなんにも心配いり……」

日本側:「ですから。『侵入するとき、ご苦労なさったでしょう?』とかの心配の類じゃないんですよ。どしてそんなふうに受け取れるんですか?」

ペリー:「おぉ…………これは……またもやの……」

日本側:「あの……浦賀か鎌倉にご移動できませんか?」

ペリー:「ムリです」

日本側:「なんで」

ペリー:「江戸行くから」

日本側:「ムリです」

ペリー:「なんで」

日本側:「ムリだから」

ペリー:「でも行く」

日本側:「浦賀鎌倉」

ペリー:「ムリです」

日本側:「じゃ横浜」

ペリー:「あーね」

と、このように(すみません、ねじまげてます。実際は場所決めにも何日間もかかっております)、話し合いの場所は横浜村(神奈川県横浜市)に決定しました。

林大学頭(はやしだいがくのかみ)さんて人が交渉にあたり、

:「とりあえずペリーちゃんの要求を、ある程度のむしかないよなぁ……貿易さえ拒否ったら、そこまで無理難題じゃないし……とにかく、貿易だけは何としても死守だ!」

という感じで、ついに、

日米和親条約(にちべいわしんじょうやく。神奈川条約とも)

ってのを結ぶことになります。

次ページ場所を下田に移して、話し合いが続き…
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