夫が認識していない「名もなき家事」の正体

妻のストレスの原因がここに?

大和ハウス工業では、夫の家事の認識と実行の落差、つまり「分かっちゃいるけどやっていない」項目に着目している。

夫の認識と実行の落差が大きい項目として、

「アイロン掛けをする」(認識86.3%、実行30.3%)

「食事の献立を考える」(認識84.3%、実行36.7%)

「クリーニングに出す、取りに行く」(認識61.3%、実行47.0%)

「手洗い場のタオルを取り替える」(認識74.3%、実行58.0%)

「調味料を補充・交換する」(認識79.3%、実行54.0%)

「子どもの送り迎えをする」(認識76.3%、実行57.0%)

などを挙げている。

時間やタイミングなどでやるのが難しい、あるいはその必要性に気づかないなどの理由で、夫が「家事だと分かっちゃいるけどやっていない」ものが生じてしまうのだろう。

「あなたは以下の作業をしていますか」(出典/大和ハウス工業「20代から40代の共働き夫婦の“家事”に関する意識調査」を基に編集部で作成)

「名もなき家事」の負担が妻側に偏っている

調査結果を見ると、筆者の印象では、夫は一時完結型、つまり作業した結果が出やすい家事を実行する傾向があり、妻は継続的な家事、日ごろから注意してその場その場で対応していく家事を実行している傾向があると感じた。

注意していないと見落としがちだけど、やらなければならない家事=「名もなき家事」の負担が、妻側に偏っていることが、調査結果の差として表面化しているようだ。

もちろん、家庭ごとに妻と夫の家事にかけられる時間や得意分野など、いろいろと事情が異なるだろう。しかし、家事と考えられる家の仕事を洗い出して、互いの得意分野など負担感がない家事分担をしたり、やったことを互いに認め合うことができれば、家庭内の家事ストレスが減っていくはずだ。

(文:山本 久美子)

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