高速中央帯にワイヤロープ設置、検証始まる

正面衝突対策、舞鶴若狭自動車道でも初設置

舞鶴若狭自動車道の中央帯に試行設置されたワイヤロープ=8日、福井県美浜町興道寺(中日本高速道路提供)

ラバーポールをワイヤロープに取り換え

中日本高速道路は8日まで、舞鶴若狭自動車道一部区間の中央帯に設置されたラバーポールをワイヤロープに試行的に変更する工事を行い同日、報道関係者に現場を公開した。正面衝突事故対策の一環として舞若道の県内区間では初の設置で、今後設置効果などを検証する。

昨年12月、国土交通省の「高速道路の正面衝突事故に関する技術検討委員会」が、ワイヤロープの試行設置路線に選定。中日本高速道路が関係機関と協議し、3路線の計4.4キロを試行設置区間に設定した。

舞若道全線開通後、若狭三方―若狭美浜インターチェンジ(IC)間で車両が対向車線に飛び出す単独事故が2件発生したことなどを受け、同IC間を試行設置区間に決めた。工事は3日から夜間に行われ、橋とトンネルを除く計1.5キロの区間で、ラバーポールをワイヤロープに取り換えた。

ワイヤロープは約4メートル間隔で、高さ1メートルほどの支柱に約10センチ間隔で5本張られている。万一の衝突時には支柱が倒れてロープがたわみ、車両の衝撃を緩和。既存の幅員内で設置でき、緊急時には簡単に開口部を設けることができる。

今後は合わせて設置したカメラなどにより、1年程度かけ走行車両の挙動やワイヤロープの効果を確認する。

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