不動産投資は長期的な安定収入が目的 顧客の気持ちに寄り添う管理
2戸のマンションで将来の安定収入を目指す
マンション投資について重吉社長は、値上がりや節税を期待する「うまい話」でも「儲かる話」でもないと断言する。それは「長期的、安定的にコツコツと家賃収入を受け取ることが目的であり、実にシンプルなのです。将来、家賃収入で年金不足分を穴埋めして、経済的に心配のない豊かな老後を送るという目的を持ち、しっかりそこに向かうことが大切なのです」と思いをそのための着実な方法として、繰り上げ返済の重要性を指摘する。たとえば、夏冬のボーナスを合わせ、年間60万円を毎年繰り上げ返済していけば、30年の投資用ローンが半分の15年ほどで完済できるという。家賃収入という入居者の力と、繰り上げ返済という本人の力の、2人の力でローンを返済していくので、早く、しかも半分の資金でマンションが自分のものになるのである。
「こうしてローンのないマンションを1戸お持ちになったら、2戸目に挑戦してください。2戸目は2戸分の家賃収入がありますから、繰り上げ返済も行えば、2人の入居者の力とご本人の、3人の力でローンを返済していくことになり、5年ほどでローンが完済できます」。ローンのない2戸のマンションが作れれば、次の物件は家賃収入だけでローン返済が可能になる。これを日本財託では「レバレッジの黄金率」と呼んで、将来的な安心を求める顧客に紹介している。
そして、顧客をサポートするため、すべての社員が「一室入魂」という思いを共有し管理にあたっている。重吉社長は、「不動産投資をされる方の多くは、空室リスクなど不安な気持ちを抱えていらっしゃいます。私たちはそうした気持に寄り添い、大切な資産をお預かりして、確実に家賃をお届けするのが務めだと考えています」と話す。
日本財託では、こうした信頼関係に基づき、相続の新しい手法である家族信託や保険の相談、不動産の売却、自宅の購入など幅広い相談にも対応している。