移住者400人!若い人が集まる郊外の秘密

山梨と神奈川の県境の街になぜ?

星野さんのように藤野が好きで移り住んだ人が地域のために何かを始め、その活動によってさらに魅力が向上していく。移住者がさらなる移住者を呼び込むような、良い循環が生まれているようだ。

藤野ぐるっと陶器市。一年を通して移住者が仕掛けるこうしたイベントが開催され、新旧の住人が交流している。藤野の住人にとってアートは身近な存在(写真提供/藤野観光協会)

これから特に力を入れていきたいこと

なお、藤野観光協会では今後も移住者を呼び込むための施策を続けていくという。

「特に力を入れていきたいのが『住まい』。地域に点在する空き家をリフォームして、住宅環境を整えていきたいと考えています。外観デザインも新しく、風景になじむものに改装していく予定です」

また、今後は移住者向けのウェブサイトも立ち上げ、随時募集を受け付けていくとのこと。

「自然」という資源と「アート」という文化を融合させ、地域の未来をつないだ藤野の取り組み。それは過疎化に苦しむ自治体にとって、一つのモデルケースになり得るかもしれない。

(文:小野 洋平(やじろべえ))

●取材協力
藤野観光協会
ふじのアートヴィレッジ
NPO法人コドモ・ワカモノまちing
●藤野に関する記事
あふれる秘密基地感! 廃工場をリノベした「廃材エコヴィレッジ」が男心をくすぐりまくり(SUUMOジャーナル)
●参考
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