町田康「家のリフォームは永久に止まらない」

行きついたのは、熱海にある日本家屋

リフォームのおもしろさ、真髄を町田さんにお聞きします

ミュージシャンを経て、現在、作家として活躍している町田康さんが、昨年上梓した『リフォームの爆発』。現在、ご自身が暮らす熱海の自宅リフォームを題材に、リフォームで起きる悲喜こもごもを作品としてまとめたものだ。では、そのリフォームのおもしろさ、真髄とは。町田さんの視点で語ってもらった。

リフォームネタには事欠かない?

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

町田康さんが現在暮らしているのは、熱海にある日本家屋。購入時に築30年以上経過し、ボロボロだったというのを、リフォームして暮らしはじめ、今年で10年が経過した。購入時は廃屋のようだったといい、近所の人は「住めるの?」「建て替えなくていいの?」とうわさしていたほどだったとか。だが、工務店にみてもらうと構造・躯体はしっかりしており、水まわりや床や壁などをリフォームして、生活をはじめた。ではそもそも、なぜ中古の一戸建てを購入してリフォームという選択肢だったのだろうか。

「もともと、私も妻も住まいは中古を買う主義」と町田さん。「古いものを買って、手入れしていいようにして住むのが好き」というのがその理由で、新築には価格が高いだけでメリットはひとつもないとバッサリ。

【画像1】現在は熱海で暮らす町田さん。日本家屋と猫の相性は最悪と苦笑いする(写真撮影/林 和也)

熱海に引越す前は都心の六本木のマンションで暮らしていた町田さん。当時飼っていた猫が増えたこと、またその中にウィルス性疾患を患っていた猫がいて部屋を分ける必要があったこと、モノが増えたことなどから、たくさんの部屋数がある建物を探したら、必然的に地方の一戸建てに行き着いたそう。

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