几帳面で真面目な人ほど、片づけに失敗する

無理なく70点を続ければ、家は自然と片付く

片付けのプロが「長続きする片付け術」を伝授します(写真撮影:飯田照明)

理想はいつ誰が来ても恥ずかしくないモデルルームのような家。だけど実は、理想像と現実のギャップに悶々(もんもん)としている人が大多数。そこで「整理整頓が苦手なのは当たり前、大雑把に片付けることが小綺麗を長続きさせるコツです」という女神様のような持論をお持ちの片付けのプロに教えを乞うことに。

片付けが苦手な人ほど、実は几帳面で真面目

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

早速、都内の幼稚園で保護者向けに行われていたママさんたちに大好評という講演に潜入。講師は片付けアドバイザー・インテリアコーディネーターの小関祐加さん。会場はママさんたちの熱気でムンムン、皆さん片付かない家や子どものしつけが悩みの種だという。

セミナーは「家を出るとき、食卓の上に出しっ放しのものは?」「ギューギューの引き出しはありますか?」「2年以上着ていない洋服は?」などの質問から始まり、大多数の人が挙手。実は、テレビや雑誌で紹介される家のように整理整頓できる人は少数派なのだという。さらに、そのような家は撮影用に普段より美化されている可能性大。なぜなら小関さんも取材を受ける際、通常より少し綺麗にするし、さらにそのまま撮ってと言ってもカメラマンも見栄えを気にして並べ直す(笑)。そんな美化された家をお手本に、「見せる収納」「小物入れもオシャレなものでそろえる」「モノ別にラベリングして分類」なんて小手先だけを真似しようとするから、すぐにグチャグチャになるのは当然なのだ。

心理学を学んだ小関さんによると、片付けが苦手という人ほど、実は几帳面で真面目。百点満点を目指してきちんとしようとするあまり、頑張りすぎて長続きせず挫折。結果、苦手意識だけが残り、片付けを諦めるという悪循環を生んでしまう。実際片付けを依頼された家に行くと、必ず収納ノウハウ本が何冊もあり、知識はあるけど行動できないのが現実なのだという。

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