冬の脅威、ノロウイルスを防ぐ簡単な習慣

感染した場合の対処法も押さえておこう

➄汚物は適切な処理を

感染者が出た場合、嘔吐物や便などの汚物をきちんと処理することが、二次感染予防になります。ノロウイルスは、乾燥すると空中に漂うため、嘔吐物や便は乾燥しないうちに素早く処理することが感染拡大を防ぎます。このとき、「次亜塩素酸ナトリウム」による消毒が効果的です。

ノロウイルスに感染した場合の対処法

もしもノロウイルスを発症してしまった場合の注意点について、森田先生に聞きました。

➀下痢止めは原則として飲まない

下痢を止めようとして、薬を飲む人もいますが、ウイルスを出してしまったほうがよい場合も多いのです。ただ、下痢が続くことで、脱水を引き起こす可能性も。 脱水予防のために、水分はしっかり摂りましょう。水が飲めないときは、病院で点滴を。

➁安静にし、誤嚥に注意する

ノロウイルスに感染したら、安静に回復を待つとともに、むせないように気をつけることも大切。実は、ノロウイルスで死亡する場合の多くは、嘔吐物が気道に詰まることで起こる誤嚥が原因。 もしも、むせた場合は、背中を強く連続して叩くとで、気管からつまった嘔吐物が取り除きやすくなります。

➂通勤・通学は症状がおさまってから48時間後くらいが目安

ノロウイルスには、インフルエンザのように、感染時の通学・出勤停止期間の規定はありません。とはいえ、通勤や通学を開始するのは、症状がおさまってから48時間経過後が望ましいといわれています。 症状が治まった後も、ウイルスは体内にとどまり、1カ月ほどは、便中にウイルスが排泄され続けることが多いようですので、できるだけ周囲の人に感染させないよう、手洗いなどに気を配りましょう。

(監修:森田豊先生、文:高田薫)

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