好条件な男を選び放題な20代女子の「結婚観」

大事なのは自分に必要なものを見極める力だ

世の中に多くの人がいること、そのプロフィールが可視化されていることは私たちを不幸にしているのだろうか。「井の中の蛙大海を知らず」という言葉を用いて、よく蛙に大海を知らせようとする人がいるが、大海を知った後の蛙は幸せになれたの? むしろ何も知らずに井の中にいたほうが幸せだったのでは?

必要なのは、"自分に必要なものを見極める力"

先述の出会い系アプリに疲れた先輩は、「出会い系アプリなんてなかったら良かったのに」とも言った。私はなんとなくそれは違うような気がした。井の中の蛙が大海を知り、不幸になってしまったとしても、それは大海のせいではないのだ。

当たり前だがマッチングアプリを通して幸せになった人もいる。その人たちと、マッチングアプリを通してさらに「いつか王子様が」の「いつか」を延長ばかりしている人との違いでなんとなく感じるのは、自分たちのほしいものを知っているかどうかだと、私は思う。

マッチングアプリが一般的になった今、手元のカードをいくらでも更新できるような気持ちになる。市場に出ているカードは、引いても引いてももっといいカードがあるような気持ちがしてくる。

だけど、悪いのは無限にあるカードでは決して無い。豊富にカードがあることはむしろ良いことであるはずだ。いつだって、どのカードを捨てるべきかわからない自分に責任がある。種類の多いカードが引ける現代で私たちに必要なのは、"自分に必要なものを見極める力"なのかもしれない。

さらに、結婚とそのカードゲームの違いを言うならば、「あがったら終わりではないこと」である。強いカードを集めたら勝てるゲームではない。あがるカードを決めるところからすべてが始まる。もっと言うならば、私たちはこのゲームの中では、自分の好きな勝ち方を選べるのだ。

否応なく大海に放り出される私たち「ポストタラレバ娘世代」は、実を言えば「付き合う人を選び放題の世代」なのかもしれない。大海に飲まれて自分を見失い、仕事と恋愛の中で溺れかけた話も女子会では愉快なネタになること間違いなしだが、どうせならば「こないだ釣り上げた最強の魚」の話に花を咲かせたい。

■■■ひとこと自撮り奥義! ■■■

【今日の奥義:スマホはいつも前のめり】

今日はすぐにでも試せる自撮り奥義です。それは「自撮りのときはスマホを斜め30度手前に傾ける」こと。これをするだけで角度がつくので、"上から撮っている風"の自撮りができます。そして自然な上目遣いが完成。

無理に上から撮って、目つきが悪くなっちゃう……なんていう「上目遣いミス」とはもうサヨナラ。ナチュラルな上目遣いは、スマホの高さではなくスマホの角度でつくりましょう。

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