賞味期限と消費期限の違いを知っていますか

過ぎても「食べられる」「食べられない」の境界

「賞味期限」と「消費期限」の違いを理解していますか?(写真 :kari / PIXTA)
「食品ロス」という言葉をご存じでしょうか。まだ食べられるにもかかわらず、賞味期限が迫っているため流通できないなど、様々な理由で廃棄せざるを得ない食品のことです。
日本の食品ロス量は、632万トン(2013年度、農林水産省調べ)。世界の食料援助量は約320万トン(2014年)なので、日本は、世界全体で支援される食料の約2倍もの量を捨てていることになります。しかも、日本の食品ロス632万トンのうち、約半分は、消費者由来、すなわち家庭から出ています。
なぜ日本はこのような「食品ロス大国」になってしまったのでしょうか。家庭からの食品ロスを減らす第1歩は、まだ食べられる食品・もう食べられない食品を正しく知ることから。
新著『賞味期限のウソ――食品ロスはなぜ生まれるのか』で、食品をめぐる「もったいない構造」に斬り込んだ食品ロス問題専門家の井出留美さんが、混乱しやすい「賞味期限」と「消費期限」の違いを解説します。

「賞味期限」と「消費期限」の2種類がある

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

食品に表示された期限には、「賞味期限」と「消費期限」の2種類があることを、ご存じですか。「賞味期限」と「消費期限」は、何が違うのでしょう。早めに食べないといけないのはどちらでしょう。

答えは「消費期限」です。

次ページ2つの違いを詳しく解説!
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