家が片づく!「15分で27個捨てる」練習

捨てる判断がどんどん加速する

人は変化や失うことを恐れる生き物なので、結局、いろいろ理由をつけて捨てることを先延ばしにします。でも、それでは今の暮らしが変わることはありません。変わりたいという気持ちが強いなら、捨てることを選択肢に加えるしかないのです。

「いざ失ってみると、物を失うことへの恐れはなくなり、逆に解放感が得られます」と筆子さん。「思い出の物でも思い切って処分してみたら、過去に縛られず、新しい自分と向き合えるようになりました」

「15分で27個捨てる」訓練で、捨てる判断が加速する

「捨てられない心理」があることを自覚したら、次に「捨てる訓練」をすることが大切です。「何かをマスターしたかったら回数を重ねるしかありません」と筆子さん。「訓練」とは、15分間で27個の物を捨ててみること。タイマーを15分にセットし、家中を走り回って捨てる物27個を手に取り、ごみ袋に入れていくのです。

こうして時間を決めて集中することで、「捨てる・捨てない」の判断が鍛えられるわけです。

「これはアメリカのお片付けサイトで紹介されていた方法で、27個という数にはきちんとした根拠はありませんが、風水的に運気を呼び込む数字にちなんでいるようです。多すぎず少なすぎず、走り回って集めるには適度な数だと思います。やり始めたときはゲーム的に楽しみながらチャレンジできました」

単純なゴミを27個集めるほか、「服を27着」や「本を27冊」「リビングにある物を27個」などとテーマを決めて取り掛かります。

捨てる物が思いつかない、捨てるのが苦手という人は、確実に捨てられる物、捨てても惜しくない物から始めて経験値を高めると良いそうです。例えば、期限切れの物(食品や薬、古くなった化粧品、保証書、クーポン券など)、無料の物(サンプル、粗品、チラシ、小冊子、カタログなど)、包装物(空き箱、袋、お菓子の空き缶など)、破損している物などです。

そして、捨てる際にはあまりその物をじっくり見たり触ったりせず、触る時間を極力短くしてごみ袋に入れます。人は何かを触っているとそれに対して感情的なつながりを感じるようになり、執着が出てしまうからです。

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