グラフ1個で2つのメッセージを伝える方法

これができれば、あなたも上級者だ

<(※)準備したデータ>

<(※)をグラフ化したもの>

このグラフはパレート図と呼ばれています。データを活用して資料をまとめ、プレゼンするような仕事をする方(たとえばコンサルタント業など)が好んで使うグラフです。このグラフを使えば、次の2つのメッセージが端的に伝わることでしょう。

・関東と関西(東京・神奈川・大阪・京都)の売上が高い。その依存度は高く、全体におけるシェアがおよそ74%。

・依存度が低い札幌店と広島店は仮にクローズしても影響は小さく、全体の10%未満である。(その2店舗以外のシェアが90%を超えている)

TPOにあわせて、グラフを使い分けよう。

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ご紹介したパレート図。パッと見たときの印象がカッコイイ(?)ので、ついどんなときでも使ってみたくなりそうですが、それはちょっと待ってください。

たとえばパワーポイントなどスライドを使ってプレゼンテーションする際は、スライドの枚数などに制限はありませんから、このように1グラフにまとめる必要はありません。1スライドを贅沢に使えばよいでしょう。
しかし、紙の資料など限られたスペースの中で複数のメッセージを伝えたい場合にはこのようなグラフをうまく活用したいものです。

たとえば何でも紙1枚で説明することを好む上司などに説明する際は、間違いなくコッチですね。

伝えたいメッセージによって使うグラフを変えるのは常識ですが、TPOにあわせて使うグラフを変えることもできるようになったら、あなたはもう上級者の仲間入りです。

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