グラフ1個で2つのメッセージを伝える方法

これができれば、あなたも上級者だ

どうすれば一瞬で2つのメッセージが伝わるようなグラフになるでしょうか(写真 :よっしー / PIXTA)

「1グラフに1メッセージ」が基本だが…

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

「グラフにはメッセージを込めなさい」

私がこの連載で一貫してお伝えしているエッセンスです。そしてできれば、1つのグラフに1つのメッセージだけ込めることが理想です。伝えるためのグラフは、何が言いたいのかが一瞬でわかることが極めて重要だからです。

しかし、そうは言っても実際はこういう局面もあるかもしれません。「伝えたいメッセージがどうしても2つある。できればそれを1つのグラフの中で表現してしまいたい」

そこで、今回はどうすれば一瞬で2つのメッセージが伝わるようなグラフになるかを考えてみましょう。

メッセージが2つあるなら、グラフも2つ作るべき

たとえばこのようなデータで考えてみましょう。
次のデータは全国展開している小売業者の年間売上高だとしましょう(全部で8店舗)。

<某小売業者の店舗別売上高>

売上高の単位:億円

このデータを使って、あなたは次の2つのメッセージを伝えたいとします。

(1)売上が大きいのは関東と関西の店舗であり、その依存度も高い

(2)依存度が低い札幌店と広島店はクローズしても影響は小さい

まず(1)のうち「売上が大きいのは関東と関西の店舗」だけがメッセージならば、次のような棒グラフで十分でしょう。

次ページ1つのグラフにまとめる方法とは?
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 令和の新教養
  • 子どもを本当に幸せにする「親の力」
  • 「非会社員」の知られざる稼ぎ方
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
デザインの力で開く新たな価値観<br>プロダクトデザイナー 柴田文江

オムロンの体温計「けんおんくん」やコンビのベビー用品。暮らしに関わるプロダクトのあり方と、身体性を反映した柔らかな造形を追求してきた柴田氏の作品だ。女性初のグッドデザイン賞審査委員長への歩み、そして今考えていることとは。