仕事のできない人が作るグラフは穴だらけだ

細かい気遣いを怠れば勝ち戦も負け戦になる

そもそも、先ほどの「%」の棒グラフは、それぞれが違う分母(100、、50、10)に対する数字ですから、それを同じ土俵で単純比較してもあまり意味がありません。「20%引きのアイスクリームと、15%引きのロレックスでは前者のほうがお買い得です」と言っていることと同じですから。

・アイスクリーム100円→(20%引き)→割引額は20円

・ロレックス100万円→(15%引き)→割引額は15万円

※アイスクリーム(20%引き)のほうがお得?!

注釈に「気遣い」を残しなさい

もしどうしても棒グラフを使いたいのなら、グラフの下などに注釈を入れましょう。たとえば今回の例では各年代の「%」の分母を記載することです。

※調査人数は20代が100名、30代が50名、40代が10名

あるいは、そもそも年齢別で比較することに意味がないようであれば、データをすべてまとめてしまってはどうでしょう。その結果を円グラフで表現すればシンプルに伝わります。ただし、その際も「%」の中身が正しく伝わるように注釈を入れておきます。

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