仕事のできない人が作るグラフは意味不明だ

伝えたい「メッセージ」はいったい何ですか

この場合、たとえば下記のようなグラフにし、「ご覧の通り3冊に1冊はamazon.comで売れています」と解説することができます。

<amazon.comとリアル書店 販売数量の比較>

そのデータは、本当に見せる価値があるか

続いて次のグラフです。こちらも前回作成した、販売数量の月別推移です。

<月別 販売数量の推移>

ここで問題にしたいのは、1ヶ月目の販売点数「2」はこのグラフに入れる必要があるかということです。前回のデータをご覧いただければおわかりのように、この書籍はある月の月末に発刊されたため、1ヶ月目に「2」という極めて小さいデータが存在します。

しかし、もしここで相手に伝えたいメッセージが「書籍という商品は“初速”が大切です」ということであれば、1ヶ月目のデータは見せる必要はないと考えます。余計な情報をカットして伝えれば、誰が見てもあなたが伝えたいメッセージをキャッチできるでしょう。

<月別 販売数量の推移>

※1ヶ月目のデータは除外(月末発売のため)

次ページ聴き手にもわかりやすいグラフにすることが大事
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非正規労働者が年末年始の待遇や病気休暇などについて正社員との格差是正を訴え、最高裁は格差は不合理で違法とする判決を出しました。一方で賞与や退職金についての格差是正はほぼ全面的に退ける判決も。非正規労働者の待遇は改善するのでしょうか。

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