仕事のできない人が作るグラフは意味不明だ

伝えたい「メッセージ」はいったい何ですか

この場合、たとえば下記のようなグラフにし、「ご覧の通り3冊に1冊はamazon.comで売れています」と解説することができます。

<amazon.comとリアル書店 販売数量の比較>

そのデータは、本当に見せる価値があるか

続いて次のグラフです。こちらも前回作成した、販売数量の月別推移です。

<月別 販売数量の推移>

ここで問題にしたいのは、1ヶ月目の販売点数「2」はこのグラフに入れる必要があるかということです。前回のデータをご覧いただければおわかりのように、この書籍はある月の月末に発刊されたため、1ヶ月目に「2」という極めて小さいデータが存在します。

しかし、もしここで相手に伝えたいメッセージが「書籍という商品は“初速”が大切です」ということであれば、1ヶ月目のデータは見せる必要はないと考えます。余計な情報をカットして伝えれば、誰が見てもあなたが伝えたいメッセージをキャッチできるでしょう。

<月別 販売数量の推移>

※1ヶ月目のデータは除外(月末発売のため)

次ページ聴き手にもわかりやすいグラフにすることが大事
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ほしいのは「つかれない家族」
  • 日本資本主義の父 渋沢栄一とは何者か
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 日本野球の今そこにある危機
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
世界の投資マネーが殺到<br>沸騰! 医療テックベンチャー

2020年に世界の医療関連ベンチャーの調達額は465億ドルと過去最高を記録。10年間で5倍に膨張し、米グーグルやアマゾン、アップル、さらには中国の巨大IT企業もこぞって進出中です。国内の有望スタートアップ21社も掲載した必読の最新ガイド。

東洋経済education×ICT