デキない人は適切なグラフがわかっていない

「何で示す?」今さら聞けない基本中の基本

そもそも、グラフとは何か伝えたいことがあって、それを伝わりやすくするために使う(見せる)ものです。ですから、グラフを使う局面では必ず「伝えたいこと」がなければウソなのです。

ところが、この私の質問に対して「え?」という反応をされる方がとても多いのです。グラフを使う目的がなく、ただ単にどんなグラフを使えば見栄えのよい資料になるか、といった視点しかないのです。これではいけません。いくら流暢に話ができる人でも、何を言うのか決めないままするスピーチは、けっきょく何が言いたかったのかよくわからないスピーチになりがち。それと同じことです。

何はともあれ、まずはキホンの3つから

たとえば次のデータをご覧ください。ある書籍の書店別・月別の販売点数だとしましょう。なお、この書籍はある年の1月末発売だったとします。

<ある書籍の書店別・月別の販売点数>

ここで、「このデータを何グラフにしたらよいかわからない…」と感じてしまう方は、先ほどご説明した「本質」を思い出してください。あなたが最初にするべきことは、このデータを通じて何を伝えたいかを決めることです。

次ページ誰でも理解できることが重要
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • ブックス・レビュー
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ANAが希望退職実施へ<br>雇用維持貫くJALとの差

ANAホールディングス傘下の全日本空輸は10月7日、退職金の割り増しによる希望退職の募集を労働組合に打診。一方の日本航空(JAL)は同日に開かれた定例会見で、人員削減の考えはないと明言。両社で対応が分かれた要因とは。

東洋経済education×ICT