デキない人は適切なグラフがわかっていない

「何で示す?」今さら聞けない基本中の基本

今さら聞けない「グラフ」のキホンをお教えします(写真 :xiangtao / PIXTA)

何グラフを使ったらよいか迷う

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

研修やセミナーをしていると、休憩時間に参加者の皆様から質問されることがあります。そんな質問の中でもっとも多いのが、実はこのテーマなのです。

「何グラフを使ったらよいか、いつも悩むんですよね」

なるほど。確かに会議資料やプレゼン資料などでグラフを使うことは多々あります。グラフのチョイスだけで、見栄えや伝わりやすさが変わるのは事実でしょう。私がご提案する数学的コミュニケーション術。今回からはテーマを「グラフ」にしてお話をしていくことにします。今さら聞けないキホンから、誰でも明日からできるちょっとしたテクニックまで、この連載でしっかり押さえておきましょう。

その質問自体が、「本質」からズレている

先ほどご紹介した質問内容をもういちど。

「何グラフを使ったらよいか、いつも悩むんですよね」

私は研修の現場でこの質問をされると、必ずこのように質問し返すことにしています。「というより、まずはグラフを見せる相手に何を伝えたいのですか?」

決して口喧嘩しているわけではありません。(笑)本質を理解してもらうための大切な質問なのです。ここで私のいう「本質」とは、何を伝えたいのかが決まっていなければ使うグラフも決まらないということです。

次ページグラフを使う局面で必要なこと
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