「子なし女性」が抱きがちな自己否定感の正体

子育てだけが人生で価値のあることではない

仕事以外の時間を何に使おうが、本来は自由なはずです(写真:Graphs / PIXTA)
「ノンママ」とは、いろいろな事情で、子どもを持たない人生を選択した女性のこと。この夏、「ノンママ」をテーマにした書籍と連続ドラマが誕生しました。
書籍は香山リカさん著『ノンママという生き方~子のない女はダメですか?~』(幻冬舎)で好評発売中。ドラマは『ノンママ白書』。主演は鈴木保奈美さん、東海テレビ・フジテレビ系で、8月13日(土)スタートです(毎週土曜 夜11時40分予定)。
ノンママが一番傷つくひとことは「子どものいない人にはわからない」と、香山さん。多くのノンママは、そう言われると返す言葉がありません。なぜならそれは、ノンママたちの「自分を肯定できない心理」と深く関わっているからです……。

「子どもがいない私がいけないんだ」

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

女性にとって妊娠や出産とは、いろいろな“縛り”がかかっていて、仕事を持っている場合、よほど計画的にするか、あるいは計算外でそうなるかでないと、すぐには実現できない。

そこでウカウカしていたり、その“計算外”が訪れなかったりすると、「はっと気づいたら子どものいない人生に」となりやすい。そういう人の場合は、「子どもがほしいと思ったことは一度もない」というタイプとは違って、容易に「私の人生、やっぱり間違っていたのだ」と自信喪失に陥りやすい。

そして、子育て中の女性がまわりへの配慮もあまりなく、子育ての話に夢中になったり、早く帰るワーキングママの仕事が自分に回ってきたりしても、それを「おかしい」とか「間違っている」と思えず、「子どもがいない私がいけないんだ」「人生間違ったかもしれない」と自分の側を責めてしまう。

この自信喪失、自己肯定感の低下こそが、子どものいない女性にとっては何より深刻な問題なのではないだろうか。

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