自由研究の完成度をぐんと上げる3つの秘訣
テーマを選ぶときのポイントは?

自由研究のテーマ選びに悩んでいる親子は多いのではないでしょうか(写真:タニホ / PIXTA)
小学生の夏休みの宿題のなかでも、親子で頭を悩ませることも多いのが自由研究。今回は、 自由研究のテーマ選びから進め方、まとめ方まで、役立つコンテンツが満載のサイト「夏休み!自由研究プロジェクト2016」を運営する、学研キッズネット船城英明編集長に、自由研究を成功させるコツを聞きました。
「身近な素材」をテーマにした研究や工作が人気
ここ数年は身近な素材をテーマにした自由研究が人気です。塩、砂糖、水、バナナ、ペットボトルなど、普段何気なく目にしているものに、意外な性質があることを発見する感動があるのでしょう。
そのほかには、プラネタリウム、入浴剤、温度計、キャンドル、望遠鏡などを自分で作ってみるという、手作りもののテーマも人気です。
「自由研究に何をしていいのかわからない」と、困っている親子も多いと思います。自由研究のテーマを選ぶときには、3つのポイントに注意してみてください。
■子ども自身が好きなこと、興味があるテーマを
「見栄えがしそう」、「格好がつきそう」など、人の目を気にしたり、周りの意見に流されて興味のないテーマを選んでしまうと、どんなテーマでも集中して取り組めません。
子ども自身が「これならやってみたい」と思ったものを選ぶのが大原則です。 そのことによって、主体的に取り組む姿勢やモチベーションが生まれます。自分が何に興味があるのかよく分からないときは、Webサイトや本で紹介されているいろいろなテーマ案を参考にして、気になるものを選んでみましょう。
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