チームラボ「超巨大アート」は何がスゴいのか

裸足でないと入れない「迷路」の中身は?

プレス内覧会の様子。水面に映された鯉は人にぶつかると消滅し、その足元で色とりどりの花に変化していった(筆者撮影)

プログラマー、エンジニア、数学者、建築家、デザイナー、アニメーター、絵師など、様々なスペシャリストから構成され、「ウルトラテクノロジスト集団」を標榜するチームラボ。子どもたちが描いた魚がスキャンされ、巨大な画面の水槽で泳ぎ出す「お絵かき水族館」などを、テレビで見たことがある読者も多いだろう。

彼らのデジタルアートの新作が、フジテレビ「お台場みんなの夢大陸2016」内の「DMM.プラネッツArt by teamLab」で7月16日から8月31日まで公開される。

約3000㎡の広大な敷地内に建設されたのは、作品を含めた巨大「迷路」。14日にはプレス内覧会が開かれ、一般公開に先立って作品の「中に入る」ことができた。

身体でないと感じられない、新しい「価値」

アートは、展示された作品を眺めて鑑賞するスタイルが一般的だ。それ以外にどういう方法があるのか、と考える人も多いかもしれない。しかし、今回の展覧会では、触覚、嗅覚、聴覚も必要となる。言うなれば、自分の身体そのもので感じとる作りになっている。それを可能にするのは、細部に至る工夫もさることながら、作品の圧倒的な規模感だ。

チームラボ代表の猪子寿之氏は「これまでなかなか機会がなかったが、広大なスペースを使った作品は、常にやれればと思っていた」と話す。

「チームラボの作品は、隣の人の存在によってアートそのものが変化する。その変化そのものが美しければ、他者の存在は美しいものになると思っている。そうであれば、できるだけ同じ空間でたくさんの『他者』がいる、という状況を作りたかった」。

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