「おなかの弱い人」に伝えたい食事と体の関係

度重なる不調は「糖質」が原因かもしれません

3週間低FODMAP食にすることで約7~8割の方は症状が改善します。消化器系の医学誌で最も権威の高い「Gastoroenterology」誌の最新号でも、低FODMAP食が過敏性腸症候群に有効であることを証明した論文が掲載されました。最近注目されているグルテンフリー食も過敏性腸症候群に効果が期待されますが、今のところ科学的にその有効性が確認されていません。それよりも低FODMAP食のほうが科学的にも有効性が高いことが論文で確認されています(江田証医師)。

特定の糖質「FODMAP」ってなに?

FODMAPは、炭水化物などに含まれ過敏性腸症候群の症状を悪化させると考えられる特定の糖質の略称。これらの糖質を含む食品をとると、腸の運動が過敏になり、ガスが増える。

ガラクタン(ガラクトースの重合体)……レンズ豆、ひよこ豆などの豆類に含まれる。

フルクタン(フルクトースの重合体)……小麦やタマネギなどの果糖に含まれる。

二糖類に含まれる乳糖……高乳糖食(牛乳、ヨーグルト)に含まれる。

ガラクトース……生物界に広く分布している糖の一種。

フルクトース……果糖。果実、ハチミツなどに含まれる糖の一種。

ポリオール(ソルビトール、キシリトール)……マッシュルームやカリフラワー、くだもの類に含まれる。

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