95%を手放す!あるミニマリストの生活

ときめくものまで捨てて、手にいれたもの

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【1】玄関にはその日履く靴だけ置いています(写真:佐々木典士さん)
【2】クローゼット内もゆとりがあります。洋服はハンガーに掛けたシャツ、トレーナー、ジーンズ、ジャケット、スーツと、布団下の引き出しに入っているTシャツや下着類のみで、1年間を通じて同じ服を着回しています。「服選びに悩まなくてすみますよ」(写真:藤本和成)
【3】靴は下駄箱内の4足とその日履く1足の計5足(写真:藤本和成)
【4】何も置かず掃除が行き届いた浴室。石鹸は使わず、湯船につかって汚れを落とし、髪もお湯だけで洗っています(写真:藤本和成)

「物が少ないから、ここに引越してきたとき、荷物の梱包は30分でできました。移動・荷解きまで含めると1時間半です。今は、家が狭いほど興奮しますね。次に引越すならもっと小さい部屋がいい」と佐々木さんは笑います。

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【1】手洗いや洗顔、入浴後には、乾くのが早い手ぬぐいを愛用。タオルは来客用のみ
【2】食器は棚に入るだけ。柳宗理、iwakiなどシンプルで機能的に使い回せる物をセレクト
【3】掃除機は冷蔵庫横の隙間に置いています。目立たずスッキリ(写真:藤本和成)

以前は掃除嫌いだったそうですが、「掃除機は毎日、ぞうきん掛けは時々しています。シャワーを浴びながら浴室を掃除し、食事の後にすぐ食器を洗う。物が少ないと家事の時間が激減しますし、楽しんで取りかかれます」。物が少なくなって初めて、自分は掃除が嫌いなのではなく、物が多いことで家事がおっくうになっていたことに気づいたそうです。

「僕はぐるぐるしている重いパソコンでした」

今では最低限の物で暮らすことの快適さを実感している佐々木さんですが、「以前の僕はぐるぐるしている重いパソコンでした」と語ります。部屋には大きな家具が置かれ、数多くの家財道具や雑貨のほか、趣味の読書や写真に関する物も増える一方。物をたくさん持っていたけれど、満たされない思いもどんどんうずたかく積まれていました。

人は、物を有り難く大事に思うものですが、次第にその存在に慣れ、そして飽きてしまう。だから「もっともっと」となっていくのです。定期的に要・不要の見極めをして不要物を処分していかないと、物が増え続け、次第に部屋が機能不全に陥ります。

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