大切なものは「バッグ1個」にまとめなさい!

限りある空間でスッキリ暮らす人の秘密

「私が関わった雑誌の表紙と記事はすべて保管していたのですが、そういえば見返すことってないなと気づいて、この間、思い切って処分しました。一回捨ててみると本当に気持ちが楽になり、スッキリしますね」

優先すべきなのは物ではなく、ゆとりある空間と時間

「バッグ1個にまとめる」というのは家にも当てはまります。

キッチンの作業スペースに置く物は最小限にして、さっと料理しやすい状態にしています

「スッキリ空間で暮らしたいのなら、持ち物は『この家の広さに収まる量しか持たない』と決めましょう。優先すべきなのは物ではなく、ゆとりある空間とそこで過ごす心地よい時間です」とタニアさんは断言します。

物があると、それを保管する場所が必要になり、整理する手間も時間もかかります。いらないだろうと思える物を処分すれば、その分、空間にゆとりが生まれ、時間も増えることになります。

2人家族の普段使いの食器は、つり戸棚の右側に収納できる分だけと決めています

「物が少ないと気持ちが軽くいられますし、掃除も楽です。だから、例えばタオルのような日用品は、今使っている物と最低限の予備と来客用だけを持ち、まとめ買いした新品を戸棚にしまっておくことはしません。『いつか誰かが使うかも』という物が一番やっかいなんです」とタニアさん。

自然な風合いが魅力の木のテーブルはサブ作業台として活用

「いつか誰かが使うかもしれない物」があると、しまう場所が必要ですし、そこに収納してあることを把握して同じような物を買わないように気を使わなくてはなりません。持たない心地よさということもあるのです。「そうした余分な物を持っているだけでも、無意識のうちに、実は心の負担になっているのだと思います」

お茶道具はポットの近くに収納するというように、使う場所の側に収納するのが鉄則です

タニアさんの理想は「役に立つ物、または自分が美しいと思う物以外は家に置かない」こと。これは19世紀に”モダンデザインの父”と呼ばれたイギリス人の詩人、思想家、デザイナーであるウィリアム・モリスが提唱した「アーツ・アンド・クラフツ運動」を表した言葉です。

次ページタニアさんのスッキリライフ9箇条
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