「トランプvs.ヒラリー確定」に漂う不穏な空気

まだまだ筋書きのないドラマが待っている

米国の運命を左右する次期大統領選まであと半年です(写真:佃千代美 / PIXTA)

大統領予備選は大きく展開

「幻冬舎plus」(運営:株式会社 幻冬舎)の提供記事です

日本でゴールデンウィークが続く間に、アメリカの大統領予備選は大きく展開した。まず共和党では、5月3日のインディアナ州予備選の結果を受けて、テッド・クルーズとジョン・ケーシックの2人の候補が撤退宣言に追い込まれ、ドナルド・トランプ候補がただ1人の候補として残った。

そのトランプ候補は着々と代議員数を獲得しており、現在の獲得数は1134。マジックナンバー(過半数超え)の1237まで残り103となった。ライバルを全て脱落に追い込んだ現在、最終勝利ライン到達は時間の問題だ。

一方で、民主党の予備選に関しては、ヒラリー・クリントン候補の勝利が事実上固まっている。現在の代議員獲得数は2240で、マジックナンバー(過半数超え)の2383までは残り143。たとえば6月7日のカリフォルニア予備選(代議員総数546)で4分の1強を取れば、統一候補の座は確定する。

ということで、選挙戦の焦点は「ヒラリー対トランプ」、つまり11月の投票日を目指した「本選」レースがスタートしている、はずだった。

ところが、状況はそう単純ではない。

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