超スッキリ暮らす人の「一軍・二軍」収納術

家族3人60平米でも快適!

そのため、まずは自分の物の適正量を知ることから始めましょう。

さいとうさんに教えてもらった適正量の見極め方は「何がどこにいくつあるかを把握しているか」で判断すること。把握できない物は適正量オーバー=物に圧倒されているということで、見直しのタイミングです。

「物の適正量は人それぞれで異なります。他人から多いと思われても、自分が物の存在を把握できていればいいわけです」

約2畳のウォークインクローゼットは、衣類のほか季節家電などもしまいます。通路スペースに可動式のキャスター付きラックを置くことで、かなりの収納力を発揮(写真:片山貴博)

さらに、物の量が収納スペースの広さに対して過多でないか、出し入れにストレスを感じないかという点も確認します。どう工夫しても収納に収まらない、出し入れするたびにほかの物が邪魔して取り出しづらく、イライラするといった場合は、物の量を見直したいものです。

「物ストレスにイラッとしたらメモに書き出しておくと、自然と改善方法を考えるようになります。また、処分を迷った物は、しまい込まず1カ所にまとめて放置しておくと、判断しやすくなりますよ」

そうして適正量以上の物を整理したら、「よく使う物を1軍、頻繁に使わない物は2軍に分けます。1軍は出し入れしやすい場所に2割の余裕を持たせた『8割収納』でゆったりしまい、2軍は比較的使いづらい場所にぎゅっと『10割収納』でしまいます。こうすることで、日常の物の出し入れのしやすさと、ある程度の収納力を確保できます」

出し入れしやすい8割収納を使うようになると、ストレスフリーの快適さを実感できるので、片づけがどんどんはかどりそうです。

美しく整った場所を1カ所保つ

さいとう邸のフォーカルポイントであるテレビコーナー。美しい空間を保つよう、機器や配線を隠せるテレビボードを選択しました。扉はガラスに突き板を張ったもので、リモコン透過性があります(写真:片山貴博)

狭い空間では人と物の距離が近いため、広い部屋よりも散らかりが目立ってしまいます。いつも部屋を美しく保つのは難しいというときは、部屋の1カ所にフォーカルポイント(視線が集まる見せ場)をつくって、そこは物をごちゃごちゃと置かず、美しく整えておくと、ほかの場所が少し散らかっていても、部屋全体のイメージがよく見えるそうです。

普段づかいの茶器や食器たち。美しいデザインだから飾りたくなります。毎日のように使っているので、見せる収納でもほこりのたまる暇がありません(写真:片山貴博)

さいとう邸の見せ場はテレビコーナーで、木目が美しいテレビボードに目が引き付けられます。ソファ前にセンターテーブルを置いていないので、より広さを感じさせています。

ダイニングテーブルは面積が広いだけあって、物が置かれていると雑多な印象を生みます。「テーブルの上は聖域と考えて、物を置かないようにしましょう。そうするために私の家では、テーブルのすぐ横に、大きなオープンシェルフを置き、テーブルで使った物や書類をすぐにしまえるようにしています」

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