「地価上昇期待」地域は本当に値上がりしたか

関東と関西で上位地域をランキング

タワーマンションの集まる街といえば、2位の豊洲も定番だ。駅周辺の開発は一段落し、今は隣接する新豊洲駅や市場前駅などでマンションや商業施設の建設が進んでいるが、これらも広い意味で豊洲エリアといっていい。公示地価でみると、駅に近い豊洲4丁目の住宅地が8.0%アップと、まだまだ上昇の勢いは衰えていないようだ。さらに駅に近い商業地も3.1%上昇している。

3位の品川はリニア中央新幹線の開業のほか、2020年までの開業が予定されている新駅への期待度が高まっているエリアだ。同じ新駅がらみでは田町が6位、泉岳寺が20位にランクインしている。

品川駅に近い港区港南2丁目の商業地は10.2%と2ケタの上昇。田町駅近くの港区芝5丁目の商業地は6.0%アップと、高い上昇率となった。さらに新駅予定地に最も近い港区高輪2丁目の泉岳寺駅最寄りの商業地は15.6%もアップしている。約50年ぶりとなる山手線の新駅開業の経済効果は相当なもののようだ。

立川、渋谷など急上昇した駅は地価も上昇傾向

前回調査から大きくランクアップした駅としては、4位の立川(前回12位)、7位の渋谷(同17位)、11位の清澄白河(同34位)などが挙げられる。立川駅周辺はIKEAなど大型商業施設が集積し、2014年には都心並みの坪単価で注目された駅直結のタワーマンション「プラウドタワー立川」が発売後まもなく完売するなど話題に事欠かない。駅北口の立川市曙町2丁目の商業地は8.9%の上昇だった。

再開発が進む渋谷駅周辺では、閑静な住宅地として知られる渋谷区松濤1丁目の住宅地が2.7%上昇した。また、ブルーボトルコーヒーなど海外発のカフェが相次いでオープンして話題の清澄白河駅近くでは、江東区清澄3丁目の商業地が2.5%のアップだ。

このほか、2015年にららぽーとが開業した海老名が5位、リニア中央新幹線の新駅開設が予定されている橋本が8位と、神奈川県内の街も健闘している。海老名駅の近くでは海老名市中央1丁目の商業地が3.5%の上昇。橋本駅周辺では相模原市緑区橋本3丁目の商業地が6.5%と、実際の地価も上昇傾向が強まっている。

関西は前年に続き、梅田が公示地価の上昇共にトップ

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今後注目が集まり、地価が値上がりしそうと思う駅ランキング(関西全体/3つの限定回答)。および最寄り地点の公示地価上昇率(出典:ランキングはリクルート住まいカンパニー調べ、公示地価は国土交通省平成28年地価公示より)

続いて、関西のランキングを見てみよう。

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