知られざる「シニア版シェアハウス」のリアル

北欧などでは多いグループリビング

どんな方が入居されているのか伺うと、

「現在の平均年齢は78.7歳、最高は88歳。入居の面談では、自分の考えをしっかり言える人かどうかを見ます」。

こちらのグループリビングのポリシーは【自立と共生】、他人をあてにしたり依存しがちな人は共同生活に支障をきたすということだろう。

「入居時一時金が370万円、生活費が13.8万円/月かかりますが、これを子どもに出してもらうような人はダメです」。

自分で決断できる人、勇気のある人が入居者のタイプだそう。「お世話をして欲しいタイプの人は、老人ホームの方が良いわね」

私も旧友と集まって、こんな老後も良いなあ……と思ったら

「知らない者同士の方がうまく行くのよ。考えが違って当たり前、違う意見があったほうが面白いの」、とたしなめられた(笑)。

ルールは住人が決める自主運営

さて、建物内を見学させて頂く事に。居室は10室、西條さんのお部屋を拝見。

広い廊下からバリアフリーでつながる引戸の玄関。壁には先代の愛犬の写真(写真:藤井 繁子)
25.06m2のフローリング・ワンルーム、建物全館が床暖房。執筆活動もされる西條さんのデスク周りは書類の山(写真:藤井 繁子)
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