「3月に離婚が多い」のはいったいなぜなのか

夫婦問題研究家に聞いてみた

さらに、4月は新学期や新生活がはじまるので、遅くとも3月には離婚届を出したいという思いで、離婚に向けて準備を進める“離活”をする人が多いのかもしれないと岡野さんは指摘します。

「住居が変わる場合は子どもも転校になりますし、苗字が変わることもあります。そうしたことは、人間関係のリスタートでもある新学期が望ましいのではないでしょうか。また、仕事をしている人は職場への報告も年度内に済ませておいたほうが、新年度を迎えやすいと思います」

縁あって連れ添ってきた夫婦でも、離婚においては現実を見据えて準備をすることも必要。3月に離婚が多い背景には、暮らしへの影響度もふくめて夫婦のそれぞれの思惑があるのかもしれませんね。

取材協力
・夫婦問題研究家 岡野あつこさん
●参考
・厚生労働省 平成27年(2015)人口動態統計の年間推計
・厚生労働省 平成21年度「離婚に関する統計」

(文:末吉 陽子)

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