意外!温暖な九州でも「室温が低い」日本の謎

日本人は「窓の断熱」にあまりに無頓着

高断熱の窓とはどのようなもので、どう選べばいいのでしょうか?(写真 :naka / PIXTA)

前編:日本人は「窓」を軽く考えすぎている

家の省エネ性能を上げて健康的に暮らすためには、窓が重要だと前編でお伝えした。後編では高断熱の窓とはどんなものなのか、どう選べばよいのかを見ていこう。

窓の種類によって断熱性能や結露具合が変わる

当記事はSUUMOジャーナルの提供記事です

前編でもお伝えしたように、家の熱は約4割が窓から逃げていく。そのため、窓を交換するだけで家の断熱性能をグッと高められる。

【画像1】複層ガラスの内側にLow-Eとよばれる特殊な金属膜をコーティングしたガラス(画像:SUUMOリフォーム2016年1月号より)

上図は断熱窓としては一般的なLow-E複層ガラス(※1)窓の断面図だ。窓のガラスは大きく4つに分けることができ、断熱性能の低いほうから順に単板ガラス<複層ガラス<Low-E複層ガラス<トリプルガラス(Low-Eがコーティングされている)となる。

日本エネルギーパス協会の代表理事、今泉太爾さんの推奨する高断熱窓は熱貫流率(W/m2・K)(※2)が1.0以下。該当するのはトリプルガラスだ。

サッシにもアルミと樹脂など種類があり、アルミより樹脂のほうが熱を伝えにくく、結露もしない。結露はダニやカビの原因になるので、結露しなければもちろん健康にもいい。ちなみにトリプルガラスにはたいてい樹脂サッシが組み合わされる。また外側にアルミ、室内側に樹脂を使うことで価格が抑えられた複合タイプもある。

次ページ実際に体験してみることがオススメ
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 最新の週刊東洋経済
  • 高城幸司の会社の歩き方
  • 「米国会社四季報」で読み解くアメリカ優良企業
  • ゴルフとおカネの切っても切れない関係
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
好業績の裏で検査不正<br>スズキ「鈴木修経営」の光と影

5月10日の決算会見に登壇し完成検査の不正を詫びたスズキの鈴木修会長。不正は組織的・構造的な問題か、現場への目配り不足によるのか。長年にわたるカリスマ経営の副作用を指摘せざるをえない同社のガバナンス体制を詳解する。