日本の「食のおもてなし」、実は"超一方的"だ

ベジタリアンは日本での食事に困っている

和食は見た目にも美しく、ヘルシーなのだが・・・(写真:Kappaの旦那/PIXTA)

2016年が始まってからはや3週間が経過しましたが、皆さん、いかがお過ごしですか。年末年始に食べ過ぎて、年明けからダイエットに目覚めた人もいると思いますが、早い人だとすでにあきらめモードに入っているかもしれません。

実は年明けにダイエットや食生活の見直しに目覚めるのは、ニューヨーカーも同じです。というのも、こちらではクリスマス休暇中に、肉(ローストキチンやビーフ)やアップルパイなどを食べまくり(ちなみに米国にはクリスマスケーキはありません!)、太る人が少なくないのです。実際、1月になると、セントラルパークでジョギングする人が一気に増えます。

年明けいきなり「ベジタリアン」宣言!

この連載の過去記事はこちら

一方、食生活を改めようと考える人は何をするのか。なんと、いきなりベジタリアンになるんですね。日本ではベジタリアンはまだ珍しい存在かもしれませんが、米国ではベジタリアンを標榜するセレブも多く、近年結構な勢いで増えてきています。

ベジタリアンになる理由は、動物愛護や健康、宗教上の理由など千差万別。また、ベジタリアンと一口に言っても、その程度もさまざまです。中には肉や魚だけでなく、卵や乳製品など動物性脂肪が含まれたものは一切摂取しない人もいますし、肉や魚そのものを食べないだけの人もいます。

私の友人にも、とてもユニークな理由でベジタリアンになった男性がいます。その彼、マークは20代までピザや炭酸飲料などジャンクフードが常食という典型的な米国人男性でした。が、ある日彼のルームメート、カルヴィンが「 ビーガン (vegan)」(完全菜食主義者で、卵や乳製品を食べないだけでなく、動物性の素材を用いた靴・衣服なども身に付けない)になると決意したのです。その日から、彼は毎日のようにマークの食生活に口を出し、ビーガンの知識を押し付けて来たそう。それに嫌気がさしたマークは何と自分もビーガンになって、カルヴィンを打ち負かそうと思いついたわけです。

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