「PDCA進化論」 変化する企業だけが勝ち続ける ~ 組織パフォーマンス・利益率・働き方を劇的に改善する、最強組織の作り方 ~

ビジネスのグローバル化、デジタル技術の急速な進化は、企業経営に大きな変革をもたらしています。こうした変化が早く不確実な時代においては、革新的な商品やサービスを迅速にローンチし、ポジションを築いていくことが非常に重要となります。
問題はどこで起きているのか、組織はしっかりと機能しているか、計画は予測通りに実行できているかなど、常に「変化と改善のPDCA」を意識することが成長を加速する条件といえるでしょう。
しかしながら、「わが社は顧客との信頼関係も厚くまだまだ安泰だ」「わが社の技術は他社にはまねできないから大丈夫だ」と変化しないことへの危機感が希薄な経営者も少なくありません。
明確なビジョンに基づく事業計画、業務の因数分解によるバリューチェーンの連携、組織学習による勝ちパターンの分析と組織への定着、横展開がすぐにできる環境づくり、今何をすべきか、どうすれば実行できるかを全社員が自律し考えることが求められています。
本カンファレンスでは、「PDCA進化論」をテーマに、組織パフォーマンス・利益率・働き方を劇的に改善する、最強組織の作り方について、経営者の視点、経営学者の視点、ビジネスパートナーの視点から、考察をします。変化を武器にかえる最強のPDCA活用法を皆様とともに検証できればと存じます。

このエントリーをはてなブックマークに追加

開催概要

日 時 12月5日(木)13:30~18:30(受付開始 13:00 / ネットワーキング 17:30~18:30)
会 場 六本木アカデミーヒルズ 49階 タワーホール
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー49階(地図
定 員 400名 ※申込者多数の場合は抽選となります。
参加費 無料(事前登録制)
対 象

中堅中小企業の企業経営者、経営幹部、および各事業部門の部門長など

プログラム

13:30~14:30
基調講演&ワークショップ

『鬼速PDCA』組織変革論 〜売上5倍、利益10倍を実現する、成長戦略の描き方〜

ZUU社では、シリーズ累計20万部を突破したベストセラー『鬼速PDCA』を経営組織論として進化させ、日々社内で実践と検証を続けています。過去3年間の収益5195%成長、設立5年でIPOを実現した「PDCA 経営・組織システム」の解説を通して、急成長を続ける組織の共通点をお伝えします。

冨田 和成

株式会社ZUU
代表取締役

冨田 和成

一橋大学在学中にIT分野で起業。2006年大学卒業後、野村證券株式会社に入社。本社の富裕層向けプライベートバンキング業務、ASEAN地域の経営戦略担当等に従事。2013年3月に野村證券を退職。同年4月に株式会社ZUUを設立し代表取締役に就任。2018年6月、設立約5年で東京証券取引所マザーズ市場に上場。現在は複数のメディアにて連載を持つなど、本業とシナジーのある分野において金融専門家としての活動も行っている。著書に『鬼速PDCA』(クロスメディア・パブリッシング)、『資本主義ハック 新しい経済の力を生き方に取り入れる30の視点』(SBクリエイティブ)等。

 14:30~14:40 ▶ 休憩 

14:40~15:40
特別講演&対談

常勝経営を仕組み化する!無印良品のPDCA

「無印良品」は1980年、西友のプライベートブランドとして40アイテムでスタートしました。90年代には順風満帆の成長が続きます。しかし2000年、初めて減益となり、2001年中間期は38億円の赤字に陥ります。その時社長に就任した松井忠三は大掛かりな経営改革を断行します。挫折の本因をそれまでの企業風土にあると喝破し、仕組みから改革を始めます。

松井 忠三

良品計画 前会長
松井オフィス 社長

松井 忠三

東京教育大学(現・筑波大学)体育学部卒業後、株式会社西友ストアー(現・西友)入社。1992年に株式会社良品計画入社。代表取締役社長、代表取締役会長を歴任。現在、株式会社松井オフィス代表取締役社長を務める。株式会社アダストリア、株式会社りそなホールディングス、株式会社ネクステージ、株式会社エヌ・シー・エヌ、株式会社サダマツの社外取締役。著書に「無印良品は、仕組みが9割」(KADOKAWA)、「無印良品の、人の育て方」(KADOKAWA)、「覚悟さえ決めれば、たいていのことはできる」(サンマーク出版)「無印良品が、世界でも勝てる理由」(KADOKAWA)「無印良品のPDCA」(毎日新聞出版)がある。

 15:40~15:50 ▶ 休憩 

15:50~16:50
クロージング特別講演

経営戦略におけるPDCA

PDCAサイクルは、同じ作業を繰り返す宿命にある現場から生まれた知恵です。本講演では、その知恵の本質を再確認するところから始めて、繰り返しの要素が稀な経営戦略における適用限界を指摘したうえで、拙著『経営戦略の実戦』シリーズから秀でた戦略事例を紹介してみようと思います。

三品 和広

神戸大学大学院経営学研究科
教授

三品 和広

82年一橋大学商学部卒業。84年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了。89年ハーバード大学文理大学院企業経済学博士課程修了。89年ハーバード大学ビジネススクール助教授。北陸先端科学技術大学院大学知識科学研究科助教授等を経て、現在、神戸大学大学院経営学研究科教授。著書に『戦略不全の論理』東洋経済新報社、2004年(第45回エコノミスト賞、第21回組織学会高宮賞、第5回日経BP・BizTech図書賞受賞)、『経営戦略の実戦1:高収益事業の創り方』東洋経済新報社、2015年、『モノ造りでもインターネットでも勝てない日本が、再び世界を驚かせる方法――センサーネット構想』三品和広+センサー研究会(著)、東洋経済新報社、2016年、『経営戦略の実戦3:市場首位の目指し方』東洋経済新報社、2018年、『デジタルエコノミーと経営の未来』(山口重樹と共著)、東洋経済新報社、2019年

16:50~17:20
スペシャル対談

神戸大学大学院経営学研究科 教授 三品 和広 氏  ×  株式会社ZUU 代表取締役 冨田 和成

17:30~18:30
懇親会

講演者様、来場者様同士の交流の場としてご活用ください。
お飲み物と軽食をご用意いたします。





お問い合わせ

東洋経済新報社 フォーラム事務局

corporate@toyokeizai.co.jp

03-3246-5599(土日・祝日を除く 10:00~18:00)